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CONTRASTS

BLONDE ON BLONDE

ECLEC2218(ESOTERIC) 【2010年発売CD】

ボーナス・トラック2曲、デジタル・リマスター。

評価:40 1件のレビュー

英国ウェールズ出身のサイケ/プログレ・バンド、69年作1st!

疾走感溢れる冒頭曲が痛快な、英国ウェールズ出身のサイケ/プログレ・バンド、69年作1st。サイケ、プログレ、フォークを手当たりしだいに合流させたサウンドは、エネルギーに溢れています。メロディアスなものから、フォーキーで味わいが深い歌モノ等、一つのアルバムの中で緩急をつけた構造の鋭いサウンド・ワークは秀逸!アコギの枯れたギター・ワークとシタール、オルガンの効果的な加味がまたいい。初々しい情熱が滾る彼らのファースト・アルバムです。

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レビュー一覧

評価:4 さまざまな人にさまざまなことが起こる(0 拍手)

たすけさん レビューをすべて見る

フォーク、トラッド風になったり、ヘビーサイケになったり、メロドラマになったり…。実に忙しく彼ら流のポップを聴かせるブロンド・オン・ブロンド。シタールやハープシコード、琴を入れてくるあたりは、ブライアン・ジョーンズの波しぶきをかぶったな、と思います。69年ですから「プログレ」というジャンルが確立する前でしょう。わたしはキンクスやザ・ムーブの系譜に属するのかなと思っています。

彼らの特徴はまったりとしたメロディラインとオルガンです。何となく斜に構えていて、トゥモロウやピンク・フロイドのきゃびきゃびしたところがあまり感じられません。1曲目だけが例外で、ギターかき鳴らしがアクースティックになり、またかき鳴らしに戻る疾走ハードロックです。7曲目に「エリナー・リグビー」を取り上げています。アコギとトランペットによる演奏です。

ウェールズについて調べましたら、手つかずの自然が残っているゆえか、穀類の栽培に向かない土地という記述に出会いました。スコットランド人、アイルランド人が、必ず穀類を栽培しウイスキーをつくり始めるのとはなかり違うわけです。ラグビーのウェールズ代表はとても紳士な印象がありますからね。ロックでは、バッジーでしょうか。またもや要らない情報に文字を使ってしまいました。

ナイスレビューですね!