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アメリカン・ロック好きにもきっと響く!英国的なリリカルさと米国的なコクが同居する、米憧憬の英ロック名作選!

英国のミュージシャンの中には、アメリカン・ロックへの憧れを滲ませたアーシーでコクのあるサウンドを持ち味とするミュージシャンが数多く存在します。そんな中から特に完成度の高い米憧憬サウンドを聴かせる名作をご紹介いたしましょう!

DAVE LEWIS/A COLLECTION OF SHORT DREAMS

待望の再発!ANDWELLAを率いた名SSWによる78年作3rdで、洗練されたAORタッチの中に土の香りがするスワンプ/フォークロックをブレンドした極上メロウ・スワンプ盤がこちら。英国らしい憂いをたっぷり含んだメロディと歌声がたまんないなぁ。それにしても名曲だらけでほんと凄い才能だ…。

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TRANQUILITY/TRANQUILITY

ドノヴァンのマネージャーAshley Kozakによって結成されたバンドの72年作。ほんのりと英国の陰影をにじませた米憧憬フォーク・ロック。この程良く影のある爽やかさは、夏の午後にかけっ放しにするのにぴったり。

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ANDY ROBERTS WITH EVERYONE/EVERYONE

フロイドのツアーギタリストも務めた、いぶし銀ギタリストがアンディ・ロバーツ。本場アメリカのミュージシャン顔負けのスワンピーでコクたっぷりのギタープレイ&ソングライティングセンスが発揮された名盤がこちら。随所で見せる英国的なリリカルさや翳りも魅力的な極上英ロック!

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LESLEY DUNCAN / EVERYTHING CHANGES

フォーク系のミュージシャンが多い英女性SSWにあって、キャロル・キングなどを彷彿させるアメリカン・ロックに強い影響を受けたサウンドを聴かせる彼女の74年作3rd。陰影あるしっとりとした低音寄りの歌声、情緒溢れるピアノ、要所でメロディアスに鳴らされるギター、格調高いストリングスによる味わい深くもドラマチックなサウンドを聴かせます。これぞ米憧憬サウンドの最高峰と言ってしまいたい一枚!

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COAST ROAD DRIVE/DELICIOUS AND REFRESHING

デラムからリリースで、ニッキー・ホプキンスやミック・ウィーヴァーやヘンリー・ローサーも参加した英スワンプの逸品なのに、このマイナーっぷりときたら(涙)。最高の「イギリスのアメリカ」ですよ!

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BLONDE ON BLONDE / REFLECTIONS ON A LIFE

ウェールズ出身バンドによる最終作となった71年作3rd。前作で聴かせたサイケとフォーク・ロックを取り合わせ独自のサウンドから一転、骨太なブルース・ロックを中心とするアーシーなアメリカ志向のサウンドを導入。とは言え、サイケの残り香を含んだツインギターが炸裂するソリッドなブルース系ナンバーは抜群のカッコよさだし、ブルース/ルーツ色が見え隠れする味わい深いフォーキーなナンバーも本格的だし、完成度は相当なもの。ラストにはメロトロンを伴った感動的な英国叙情ナンバーが登場し、フィナーレも完璧。英由来・米由来のサウンドをセンスよく織り交ぜた傑作です。

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UNICORN/TOO MANY CROOKS

CSN&Yに憧れた英フォーク・ロック・バンドによる76年作。ライヴで演奏したニールヤング「Heart of Gold」のカバーがデイヴ・ギルモアの耳に留まり、彼のプロデュースでデビューしたという彼ら。ウエスト・コースト・ロックを思わせるリズミカルで爽やかなギターカッティングのプレイが心地良い~。

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TENNENT & MORRISON / TENNENT AND MORRISON

アクが強く渋い歌声のJohn TennentとSSW然とした優しい歌声が魅力のDavid Morrisonによるデュオが残した72年作。レイドバックした米憧憬の土臭い楽曲から英国的なメロディーを持つメロウな楽曲まで、最上級の「イギリスのアメリカ」サウンドがここに。対称的な2人のヴォーカルによるハーモニーも心に染みます。一見シンプルなジャケットは意外にもヒプノシス。

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SOUTHERN COMFORT / SOUTHERN COMFORT

元フェアポート・コンヴェンションのSSWイアン・マシューズが率いたMATTHEWS’ SOUTHERN COMFORTからイアンが抜け、ただのSOUTHERN COMFORTとなった71年作。ジャケットにはイギリスのアイコンと言える紅茶が堂々と映し出されていますが、サウンドの方は英国的な叙情性を感じさせつつもCSN&Yなどアメリカン・フォーク・ロックへの憧れが見え隠れする「イギリスのアメリカ」サウンドとなっています。憂いに富んだメイン・ヴォーカル、包み込むように柔らかなハーモニー、スティール・ギターが郷愁を誘うアンサンブル。どれを取っても絶品です。

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HELP YOURSELF / HELP YOURSELF and BEWARE THE SHADOW

隠れた名メロディ・メイカーと言うべきMalcolm Morleyが率いる英フォーク・ロック・グループですね。憂いのあるハートウォーミングなメロディ&ハーモニー、そして枯れた哀愁を放つ絶品アンサンブル。ニール・ヤングやCSN&Yらへの憧憬もたっぷりで、西海岸勢に通じる爽やかな聴き心地が印象的です。

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GORDON WALLER / GORDON

レノン=マッカートニーによる提供曲を歌ったことも話題となり、60年代に大ヒットを飛ばしたピーター&ゴードン。その片割れゴードン・ウォーラーがデュオ解散後に渡米し、72年にリリースしたソロアルバムが本作。憂いあるペダル・スティール、リリカルなピアノ、郷愁を誘うフィドル。そして胸に染みるゴードン・ウォーラーのヴォーカルと陰影ある豊かなメロディ。米憧憬SSW/スワンプの名盤です。

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  • TENNENT & MORRISON / TENNENT AND MORRISON

    「イギリスのアメリカ」名作、72年発表、ジャケはヒプノシス

    72年作。アクが強く渋い歌声のJohn TennentとSSW然とした優しい歌声が魅力のDavid Morrisonによるデュオ。レイドバックした土臭い楽曲から英国的なメロディーを持つメロウな楽曲まで、最上級の「イギリスのアメリカ」サウンドを聴くことができます。対称的な2人のヴォーカルによるハーモニーも心に染みます。Eanie Grahamなどと並ぶ名作。ジャケットはヒプノシス。

  • LESLEY DUNCAN / EVERYTHING CHANGES

    英国の女性SSWによる74年の3rdアルバム、ずばり米憧憬の英国SSWものとして間違いなく最高峰の一枚と言える傑作!

    英国の女性SSWによる74年の3rdアルバム。英国の女性SSWと言えばフォーク系のミュージシャンが多いですが、彼女はソウルなどの流れも汲むアメリカン・ロックを手本とした、叙情的な中にもコクのあるサウンドが特徴です。特に楽曲面でも歌い方からもキャロル・キングからの影響を強く感じさせます。陰影あるしっとりとした低音寄りの歌声に、情緒溢れるピアノ、要所でメロディアスに鳴らされるギターが絡むアンサンブルが味わい深く絶品です。そんな中でもアコースティックギターを中心とするメランコリックなナンバーでは、いかにも英国的な繊細さが滲んでいて英SSWらしい持ち味も堪能させてくれるのが嬉しいところ。楽曲を格調高くドラマチックに彩るストリングも素晴らしいし、これは米憧憬の英国SSWものとして間違いなく最高峰の一枚と言えるでしょう。

  • EVERYONE / EVERYONE

    アンディ・ロバーツ率いる英ロック/フォーク・ロック・グループ、B&Cからの71年作

    リヴァプール・シーンやグリムズやプレインソングでの活動でもソロでも英ロックのファンにはお馴染みのアンディ・ロバーツが、元ヤンコ・パートナーズやミック・エイブラハムズ・バンドのKey奏者ボブ・サージェントらと結成したグループ。サンディ・ロバートソンのプロデュースで録音され、アトミック・ルースターやジンハウスやハンニバルなども所属するB&Cレーベルより71年にリリースされた唯一作。2曲目「Sad」の名曲ぶりが凄い!抑制されたリズム隊とピアノが「くるぞくるぞ」と聴き手の期待を煽るタメの効いたイントロから雰囲気たっぷり。バックにはメロトロンも鳴らされ、ハイ・トーンのスモーキーなヴォーカルがエモーショナルに憂いのあるメロディを歌い上げる。リズムが走り、オルガンが鳴らされ、ピアノがジャジーなフレーズを彩ると、そこは英国ならではの翳りある世界。そこに追い打ちをかけるように鳴らさせるメロトロン!ブリティッシュ・ロック一級の名曲ですね。その他の曲も粒ぞろいで、米国憧憬の中にもフィドルが英国的な陰影を描くフォーク・ロック、ルーラルなコーラスが染みるスワンピーな曲、ペダル・スティールが美しすぎるハートウォームな曲など、英国的なメロディが堪能できます。英フォーク・ロック/SSWのファンはもちろん、ネオン・レーベルあたりのジャジーで叙情的な英ロックのファンにもたまらない名作!

  • GORDON WALLER / GORDON

    ピーター&ゴードン解散後、ゴードン・ウォーラーが渡米して録音した72年作ソロ、SSW/スワンプの傑作!

    ピーター&ゴードン解散後に渡米。ニューヨークで録音され、72年にヴァーティゴよりリリースされた1stソロ。オリジナルは、ヴァーティゴが誇る数あるプレミア盤の中でも屈指のレア盤。SSW/スワンプの名作として人気の作品で、なるほど、ピーター&ゴードンとは異なり、アーシー&メロウなサウンドが印象的。憂いあるペダル・スティール、リリカルなピアノ、歌心あるふくよかでタイトなドラム、郷愁を誘うフィドル。そして、胸に染みるゴードン・ウォーラーのヴォーカルと陰影ある豊かなメロディ。A面のメロディアスなSSW曲、B面のルーツ色ある楽曲ともに、米東海岸の名セッション・マンがサポートしたアンサンブルも旨味いっぱいです。これは一生ものの一枚と言っても過言ではない傑作。米SSW/スワンプのファンも、アーニー・グレアムなど米国憧憬ブリティッシュ・フォーク・ロックのファンも必聴!

  • DAVE LEWIS / A COLLECTION OF SHORT DREAMS

    ANDWELLAS DREAM〜ANDWELLAを率いたSSWによる78年リリースの3rdソロ、洗練されたAORタッチの中に土の香りがするスワンプ/フォークロックを絶妙にブレンドしたメロウ・スワンプ大傑作!

    英サイケ・フォーク・ロックの至宝ANDWELLAS DREAM〜ANDWELLAを率いたSSWによる、78年リリースの3rdソロにして最終作。ソウルフルな女声コーラスやメロディアスに躍動するスライドギターをフィーチャーした軽快なAORナンバーの1曲目に始まり、持ち味のハスキーな憂いあるヴォーカルにグッとくるドラマチックなバラードの2曲目、そしてハモンドの音色もたまらないANDWELLA時代を彷彿させるスワンプ・チューンの3曲目!前作『FROM TIME TO TIME』でも聴かせた、洗練されたAORタッチの中に、土の香りがするスワンプ/フォーク・ロックを絶妙にブレンドしたサウンドを、本作でもたっぷりと楽しませてくれます。そんな中でも、5曲目「Whole Lotta Something」は特筆で、英国らしい影のあるメロディと切々としたヴォーカル、そして劇的な構成で聴かせる極上メロウ・スワンプに思わず涙が出そうになります。本作リリース後はライヴ活動やソングライターとしての活動にシフトしていく彼ですが、最終作というのが惜しまれる紛れもない大名盤。スワンプファンにもAORファンにも、これは自信を持ってオススメしたい逸品!

  • BLONDE ON BLONDE / REFLECTIONS ON A LIFE

    ウェールズ出身サイケ・フォーク・ロック・グループ、最終作となった71年作3rd、アーシーで骨太なブルース・ロック色が加わった名作

    60年代末期に結成されたウェールズ出身グループ、キーボーディストが脱退し新たにギタリストが加入、ツインギター編成となった71年発表の3rdアルバム。サイケとフォーク・ロックを上手く取り合わせ独自のサウンドを聴かせた前作に対し、骨太なブルース・ロックを中心とするアーシーなアメリカ志向のサウンドを導入しているのが特徴的。フォーキーなナンバーでもブルース/ルーツ色が見え隠れする味わい深いサウンドを聴かせています。特に、サイケの残り香を含んだツインギターが炸裂するソリッドなブルース系ナンバーは抜群のカッコよさを誇っており聴き所。ただそんな中でも、英国的なリリカルなメロディーと淡々としながらも感情を揺さぶるヴォーカル、そしてメロトロンが雄大に盛り立てる感動的なラストナンバー「CHORALE」は、やはり彼らが英ウェールズ出身バンドであることを強く思い出させます。この後中心メンバーだったギターのGareth Johnsonが脱退し程なくバンドも解散、図らずも最終作となりましたが、数あるアメリカ志向のブリティッシュ・ロックの中でも極めて完成度の高いサウンドを聴かせる一枚です。

  • COAST ROAD DRIVE / DELICIOUS AND REFRESHING

    74年にデラムからリリースされた唯一作、英スワンプの名作、ニッキー・ホプキンスも参加

    英国の4人組スワンプ・ロック・グループ。デラムから74年にリリースされた唯一作。米ルーツ・ロック憧憬のスワンプ・ロックですが、そこかしこから英国的な哀愁や陰影が滲むサウンドはこれぞ「イギリスのアメリカ」。ヴォーカル&ギターが2人居る編成で、2本のギターが軽快にからみあうバッキング、豊かなハーモニーが魅力的。ギターが特筆で、シングル・コイルのヌケの良いトーンとタイム感抜群のフレージングは、第二期ジェフ・ベック・グループでのベックのギターを彷彿させます。コシのあるソウルフル&エモーショナルなヴォーカルも絶品で、3声ハーモニーもバッチリ。楽曲も魅力的だし、さらに、Keyにはニッキー・ホプキンスやミック・ウィーヴァーが参加で、トランペットではヘンリー・ローサーも参加とこれでなぜ売れなかったのでしょう。3曲目のバラードもアメリカのジェリー・ウィリアムスみたいで最高だしなぁ。スワンプ・ロックのファンは必聴と言える名作!

  • TRANQUILITY / TRANQUILITY

    BEE GEESのようなコーラスが特徴の米憧憬英国フォーク・ロック、72年デビュー作

    ドノヴァンのマネージャー、Ashley Kozakによって結成されたバンド、72年1st。BEE GEESのような爽やかなコーラスが全編に響き渡ってとても気持ちが良いです。アコースティック・ギターやピアノ、軽やかなドラムのアンサンブルで、CS&Nなどのウエストコースト・ロックに影響されたフォーク・ロック・サウンドを展開。2ndのようなビートリッシュなメロディは今作ではまだ聴けないものの、ほんのりと英国の陰影をにじませた米憧憬フォーク・ロックとしては申し分ない作品です。この程良く影のある爽やかさは、夏の午後にかけっ放しにするのにぴったりです。CRESSIDAのKevin McCarthy、JONESYのBernard Hagley、FUZZY DUCKのPaul Francisなどがメンバーです。

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