5046617625(FONOMUSIC) 【2003年発売CD】
デジパック仕様、デジタル・リマスター。
哀愁漂いまくりのフラメンコ・スタイルに、うねるスペーシーなキーボード……これぞ情熱的エレクトリック・フラメンコ・シンフォ!
スパニッシュ・ロックを代表するグループである彼らが75年にリリースした記念すべき1stアルバム。哀愁のフラメンコ・ギターに導かれるキーボード&ピアノのドラマティックな響きと、それに続く熱情的なヴォーカル。めくるめくダイナミックなバンド・アンサンブル。とにかくこれでもかと聴き手の感情を揺さぶる展開はただただ圧倒的。スパニッシュ・シンフォ屈指の傑作。
これぞスパニッシュ・ジャズ・ロックの最高峰!77年作3rd
カタルーニャのグループ、82年作、スパニッシュ・ジャズ・ロック meets 叙情派シンフォ!
ヴァイオリンやフルートをフィーチャーした「スペインのクリムゾン」とも云われるヘヴィ・プログレ・グループ、78年リリースの1st
スパニッシュ・シンフォの傑作、77年デビュー作
72年作5th、緊張感、幻想美、構築性、ダイナミズム、超絶技巧!これぞプログレと言うべき要素が詰まった超傑作!
72年発表4th、「Watchers Of The Skies」「Supper's Ready」などの代表曲を収録
次作「ジェラルドの汚れなき世界」とともにバンドの代表作として名高い71年作4th
フリップ、ウェットン、ブルーフォードの三人が尋常ならざる緊張感の中で生み出したクリムゾンを代表する傑作、74年作7th
カンタベリー・ロックの最重要作であるだけでなく、英国ジャズ・ロックの代表作とも言える70年作3rd!
ケヴィン・エアーズの呼びかけに応え、英米ロック界指折りの曲者たちが集結した74年の歴史的コンサートを収録
73年5th、70年代英国ロック屈指の名盤であり、それまでの彼らの集大成を最高の形で結実させた一枚!
ソフト・マシーン『Third』と共にカンタベリー・ロックの代表作と言える一枚、71年発表の大傑作3rd!
5大プログレも凌駕する超高度な演奏力と音楽性を有するプログレ・グループ、70年デビュー作
72年作2nd、VDGGファンなら必聴と言えるダークかつドラマティックな英プログレ名盤
彼らの出世作と言える76年リリース4th、キャッチーでスリリングでスケール感溢れるサウンドはこれぞアメリカン・プログレ!
複雑に構成されたプログレッシヴな楽曲展開とキレのあるハード・ロック・サウンドを融合させた初期の傑作、76年作
イタリア、地中海/中近東的エキゾチズムと超絶ヴォーカルを擁する熱量ほとばしる演奏が融合した、まさしく唯一無二のジャズ・ロック、衝撃の73年作1st!
72年2nd、爆発的にエネルギッシュ!イタリアン・ロック必殺の傑作!
イタリアン・ヘヴィ・シンフォの大傑作、73年作
フレンチ・プログレを代表するグループ、前2作に比べキャッチーになった楽曲と緻密なバンド・アンサンブルで聴かせる77年作3rd、名盤!
ダモ鈴木のアナーキーなヴォーカルが炸裂する71年リリース3rd!
バカテクギター&変てこヨーデル風スキャットが炸裂する怪曲「HOCUS POCUS」収録、71年2nd!
Jan HammerやRick Lairdらマハヴィシュヌのメンバー参加の74年作、熱くスリリングな演奏が堪能できる傑作
世界の熱唱系ロックを集めます!
キーワードは情熱と哀愁!魅惑のスパニッシュ・プログレ・セレクション☆
西欧諸国のプログレの中でも、その歴史的/文化的背景から各地域に根ざした多様なサウンドが鳴らされてきたスパニッシュ・プログレ。そんな地域性にも着目しながら、魅惑のスパニッシュ・プログレを探求していきます☆
【カケレコ中古棚探検隊】フラメンコを取り入れた情熱的プログレ特集!
暑い季節だからこそ……中古棚より、フラメンコ・プログレをピックアップ!
【ユーロロック周遊日記】スペインはアンダルシア地方を代表するバンドTRIANAの75年1st『EL PATIO』
毎回ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。本日は、スペインはアンダルシア地方を代表するプログレ・グループTRIANAによる75年の傑作デビュー作『EL PATIO』をピックアップいたしましょう。
ユーロ・辺境国のプログレ名男性ヴォーカルをピックアップ!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 2枚は傷あり、1枚は傷多め、側面部に折れあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、帯前面部分なし、ケースツメ跡あり、軽微なカビあり
哀愁漂いまくりのフラメンコ・スタイルに、うねるスペーシーなキーボード……これぞ情熱的エレクトリック・フラメンコ・シンフォ!
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
英米以外のプログレとして代表作と言っていいはず(2 拍手)
Durangoさん レビューをすべて見る
イタリアンロックがイタリアという国の風土を反映した音楽性を、フレンチロックがフランスの風土を反映した音楽性をそれぞれ持っていることは当たり前のことですが(そうでなければイタリアンとかフレンチとかいう言葉はいらない)、このTRIANAほどに自国の風土や空気感を余すことなく表現しきっているグループはないでしょう。
たしかにフラメンコギターがひとたびかき鳴らされればすぐさまスペインの情景が思い起こされるという人は多いでしょうし、そういう記号的なアイテムがある分他国に比べ個性が立ちやすいとは思います。しかしそれだけでは到底片づけられないほどこの作品にはスペインらしさが詰まっているようにも思えます。
特に一曲目はこれを聴いて血が騒がないプログレファンがいるとするなら「今まで一体何を聴いてきたのだっ」と声を大にして言ってやりたいほどの大傑作。その他の曲も充実した出来栄えでアンダルシアの情景が脳裏に浮かんでは消えていきます。
英米の音楽シーンを離れ、世界中の未だ見ぬ音楽を探求する人々が求めていたのは、結局はこういう音楽だったのではないでしょうか。少なくとも私はこれを聴いてそういうことをちょっと考えました。
余談ですが、つい最近スペインを訪れた際にCDショップをいくつか見て回ると、TRIANAのような古いロックの名作は殆ど置いておらず、国内のヒットチャート上位を占めているのであろう若いアーティストの作品ばかりでした。どの国も日本と事情はそう変わらんのよなぁ、と思いつつその中から何枚か買って帰ったのですが、そしたらこれがなかなか良かったものだからびっくり。若いアーティストでも日本のそれよりはずっと実力は上でした・・。そんなとこでまたちょっと変に悲しくなったり。