AMS278CD(AMS)
廃盤、紙ジャケット仕様。
イタリアン・ロックの金字塔と言える75年作で知られる彼らの42年ぶりとなる2ndアルバム。モダンに洗練されてはいますが、芳醇で気品あるメロディと流麗に紡がれるインストゥルメンタルの素晴らしさは健在!
イタリアン・ロック史上の名盤として愛される75年作で知られる彼らが、キーボード/ヴォーカルのSergio Lattuadaとギター/キーボード/ヴォーカルのAlberto Ravasiniを中心として08年に活動を再開、13年には来日公演も果たし、満を持してリリースした17年復活作。冒頭より、ヴァイオリンが格調高く響き、タイトなリズムと共にエレピ&ギターがダイナミックに躍動する、瑞々しく張りのあるサウンドに驚きます。Alberto Ravasiniが歌い上げる、バロック音楽の伝統と豊かなポップセンスに裏打ちされた優雅で芳醇なメロディも健在。さらに変拍子を織り交ぜつつもしなやかにビートを刻むリズム隊を軸に、ピアノ、オルガン、ヴァイオリン、そしてやや重みあるトーンのギターらが緻密かつ流麗に駆け抜けていくインストゥルメンタル・パートは、75年作を思い出さずにはいられないサウンドで実に感動的。哀感を秘めたアコースティックギターの調べは、イタリアらしい芳醇な地中海エッセンスを漂わせていて絶品です。充実したインストゥルメンタルで楽しませてくれる一方、あくまで歌ものとしてしっかりと聴かせる、その見事なバランスも75年作のまま。ジャジーなタッチが加わっていて全体に音の質感が洗練された印象は受けるものの、基本的にはMAXOPHONEらしさに溢れるサウンドです。75年作を愛聴してきた方はもちろん、これはすべてのイタリア・ロック・ファンにお聴きいただきたい一枚!
LOCANDA DELLE FATE/MISSING FIREFLIES
これは驚きました!イタリアン・シンフォの最高峰バンドによる2012年作、1曲目を聴いて心躍らないプログレ・ファンは居ないと断言!
2,690円(税込2,959円)
IL CASTELLO DI ATLANTE/ARX ATLANTIS
93年デビューのイタリア新鋭、まるで「ジェネシス meets レ・オルメ」と言える幻想的なサウンドを聴かせる2016年作6th
1,690円(税込1,859円)
カケレコラジオ「往年の名バンドによる華麗なる復活作」アップしました。
youtubeに、カケレコラジオ「往年の名バンドによる華麗なる復活作」アップしました。
非ジャズ・ロックなプログレ作品を中心にサックスをフィーチャーした名作たちをご紹介してまいりましょう!
夏、秋、冬とお送りしてきた季節別プログレセレクション。今回は、春を感じさせるプログレ作品をセレクションしてまいりますよ。
【ユーロロック周遊日記】イタリアン・シンフォニック・ロックの金字塔MAXOPHONEの75年唯一作『MAXOPHONE(生命の故郷)』
一日一枚ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。 本日は、イタリアン・ロック・グループMAXOPHONEによる伊ロック史に残る75年の名唯一作『MAXOPHONE(生命の故郷)』をピックアップいたしましょう。
『イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル 2013』1日目 MAXOPHONE&MUSEO ROSENBACHライヴ・レポート
4月26日より3日間にわたって開催された「イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル 2013」。2011年より開催され、今年最後を迎えた本フェスですが、その最終章を飾るにふさわしい6組のバンドが熱演を繰り広げてくれました。本日はその1日目、MAXOPHONEとMUSEO ROSENBACHのライヴレポートを、他国でのライヴ動画などを交えてお届けいたします!
AMS138CD(AMS)
発売当時、イタリア語版と英語版がリリースされましたが、本CDはイタリア語ヴァージョンです。紙ジャケット仕様、リマスター、ボーナス・トラック2曲
レーベル管理上、紙ジャケに若干圧痕がある場合がございます。ご了承ください。
イタリアン・ロックの大きな魅力が、バロック音楽の遺伝子を継ぐ構築美と叙情美。そんなイタリアン・ロックの金字塔として君臨するのがこの作品ですね。格調高さの中に息づく芳醇なポップ・センスにも唸らされます。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯中央部分に色褪せあり、小さいカビあり
イタリアン・ロックの大きな魅力が、バロック音楽の遺伝子を継ぐ構築美と叙情美。そんなイタリアン・ロックの金字塔として君臨するのがこの作品ですね。格調高さの中に息づく芳醇なポップ・センスにも唸らされます。
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、ケースツメ跡・若干カビあり、ホチキス跡あり
イタリアン・ロックの大きな魅力が、バロック音楽の遺伝子を継ぐ構築美と叙情美。そんなイタリアン・ロックの金字塔として君臨するのがこの作品ですね。格調高さの中に息づく芳醇なポップ・センスにも唸らされます。
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最後に購入したLPも、最初に購入したCDもマクソフォーネです(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
LPの買い直しでなく、イタリアのCDを購入したのは久しぶり。Youtubeで音を聴くものの、なかなか購入する決心がつきませんでした。理由ははっきりしていました。ブラスや弦楽、ピアノを全てPC音源かシンセサイザーに頼った音の脆弱さです。これだけPCの性能が進んでいても、管楽、弦楽の音は生にかないません。特に往年のマクソフォーネはメンバーに管楽器奏者がいたのが強みでしたからなおさら。CDを聴くものの、これが気になってなかなか音に入っていけませんでした。
リズム・セクション担当は、70年代と代わっています。この二人の人がよい仕事をしていて音に迫力があります。ここまでPC音源にならなくて本当によかった。メンバー全て初老と言っていいようです。年齢を考えると堂々と新曲を作って演奏してくれたのは奇跡に近いと思います。アルベルト・ラバシーニの声もよく、哀愁を漂わせながら甘々になっていません。展開が多くて明るくて、実にマクソフォーネ、という音です。
でもやっぱり75年盤を取り出してしまうんですよ。好きでしたからねぇ。