FGBG4067AR(MUSEA)
執拗な変拍子とミニマリズムにMAGMAからの流れを残しながらも、エキゾチックなメロディや神秘的な音作りを取りいれ個性的なサウンドを打ち出した75年3rd!
MAGMAのメンバーであったYochk'o SefferとFrancois Cahenが73年に結成したジャズ・ロックグループの75年3rd。その内容は、カルテット編成のストリングスを迎え、MAGMA直系のサウンドを独自に昇華しテクニカルなジャズ・ロックへ落とし込んだ傑作です。ベーシストはJoel DugrenotからGerard Prevostへ交代。執拗な変拍子とミニマリズムはMAGMAからの流れを汲みながらも、エキゾチックなメロディーや神秘的な音像は既に彼らが1つのバンドとしての個性を手に入れたことを証明しており、スリリングなジャズ・ロック作品として、強烈な個性を放つ名盤です。
PORCUPINE TREEのSteven WilsonとIsrael出身SSW、Aviv Geffenによるデュオ・プロジェクト、11年作
890円(税込979円)
STEFANO TESTA/UNA VITA UNA BALENA BIANCA E ALTRE COSE
イタリアの隠れた名カンタウトーレによる叙情派シンフォ作、77年作
1,110円(税込1,221円)
フランスが誇る名ヴァイオリニストDidier Lockwoodの参加作品を探求!
名手Jean Luc Pontyにも匹敵するフランスの偉大なヴァイオリニストDidier Lockwoodの名演を振り返ってまいります。
カケレコ棚より、美しく気品あふれるヴァイオリンをフィーチャーしたプログレをピックアップ!
マグマと並びフレンチ・ロックを代表するグループZAOの1st『Z=7L』をご紹介!
【新作追加】暗黒で切迫感みなぎるZEUHL系ジャズ・ロック特集!
Christian Vnderを中心に「コバイア」という架空の文化を生み出し、凶暴にして荘厳、エキセントリックなアクの強い作風で70年代を駆け抜けたグループ=MAGMAのフォロワー、いわゆるZEUHL(ズール)系と呼称されるグループをピックアップ!
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フレンチ・ジャズ・ロックを代表するアルバム(2 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
ZAOの最高傑作として名高いのはLOCKWOODが参加した次作「KAWANA」だが、ヴァイオリン、ビオラ、チェロを加わえたこの3rdアルバムも捨てがたい。
弦楽器が持ち込んだシリアスなクラシカル色と、バンド本来のジャズ・ロックが見事に融合しており、そのバランスが緊張感のある演奏を導き出している。
さらっと聴き流してしまいそうになるが、よく聴いてみるとメンバーの演奏もかなりテクニカルで、サックスとキーボードの演奏をベースのリフと高速ドラムが支える「Metatron」は「これぞジャズ・ロック」という凄みを感じる(とりあえず試聴してみて欲しい、なかなかスゴイです!)。
ヴォーカルのクレジットはあるけれど歌っているという感じではないので、インストゥルメンタル作品と思って良い。
フレンチ・ジャズ・ロックを代表するジャズ・ロック・ファン必聴の1枚だと思う。