BGOCD382(BGO) 【98年発売CD】
2in1CD、デジタル・リマスター。
ベーブ・ルースっていうバンド名もロジャー・ディーンのジャケもセンス良いんだか悪いんだか微妙ですが、音は最高っすね。紅一点の熱いシャウトと前のめりに畳みかけるスピード感抜群の演奏に悶絶っ!
72年と74年にハーヴェスト・レーベルよりリリースした1stと2ndをカップリングした2in1CD。ロジャー・ディーンがデザインした1st、ヒプノシスによる2ndとも、らしさが出ているジャケットがたいへん印象的。どちらの作品も、ギターとオルガンによるスリリングな演奏と紅一点ジェニー・ハーンのシャウトが冴えわたるブリティッシュ・ハード・ロック。英国的叙情のにじみ出るギター・ソロやフルート、サックスのプログレッシヴなアレンジなど、英国ロック好きを唸らせる瞬間満載の好盤。
VAN MORRISON/INARTICULATE SPEECH OF THE HEART
83年リリース、アイリッシュ要素も加味したヴァン・モリソン流ゴスペル・アルバム
3,790円(税込4,169円)
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. Wells Fargo |
2. The Runaways |
3. King Kong |
4. Black Dog |
5. (a) The Mexican (b) For A Few Dollars More |
6. Joker |
7. Lady |
8. Broken Cloud |
9. Gimme Some Leg |
10. Baby Pride |
11. Cool Jerk |
12. We Are Holding On |
13. Doctor Love |
14. Amar Caballero (Sin Ton Ni Son) |
15. (a) El Caballero De La Reina Isabella |
16. (b) Hombre De La Guitarra |
17. (c) El Testament De N'amelia |
クラシカルなヴァイオリン、フォーキーな女性ヴォーカルがダイナミックなロック・サウンドに同居、初期衝動が詰まった70年作1st!
元ヤードバーズのKeith RelfとJim McCartyを中心に結成されたオリジナル・ルネッサンスによる71年作2nd
エルキー・ブルックス在籍、VINEGAR JOEの前身バンドによる70年作、粘っこいブルース・ロックがいなたさ抜群の傑作!
唾吐きフルートとアグレッシヴな女性Voが特徴的なブリティッシュ・ロック、70年唯一作
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エモーショナルなブルース・ロック&ハード・ロックの女性ヴォーカリスト選!
ブルース・ロックやハード・ロックは男性ヴォーカリストのイメージも強いですが…。男顔負けのソウルフル&エモーショナルな歌声を聴かせてくれる女性ヴォーカリストたちをピックアップ!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
逆光でシルエットになった馬のジャケットが何とも哀愁を誘ます。組曲も含むプログレッシヴなスタイルが光る2ndアルバム!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
切れ味鋭くパワフルなギター・リフに、スージー・クアトロにも負けない紅一点ジェニー・ハーンのエネルギッシュなシャウトが冴え渡る!壮大なメロトロン溢れる英国叙情たっぷりの曲もいいなあ。女性ヴォーカル英ハードの傑作ですね!
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多様性を支える演奏力の確かさ(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
いろんな音楽ジャンルを飲み込んでいるので、一口でこのグループを説明するのは難しいです。ヘビーなギター、乾いた曲調、ドスのきいた女性ボーカル、ジャニタ・ハーンのシャウトが特徴。
01Wells Fargoは、性急なリズムにブラス、ボーカルの絶叫が印象的な曲。途中のギター弾きまくりが素晴らしいです。02The Runawaysは、一転してハーンがしっとり歌いあげるドラマチックな曲。クラシカルな管楽器、弦楽器も入ってルネサンスの雰囲気が近いです。03King Kongは、フランク・ザッパの曲で、ギターを中心に各楽器が緊張感あるジャズ・ロックを展開します。また劇的な04Black Dogをはさんで、05The Mexican/For a Few Dollars Moreではスパニッシュ・ギターから始まって「夕陽のガンマン」を大真面目に演奏。
「AMAR CABALLERO」になると、ファースト、サードにある、ヘビーギターという特長もなりを潜めております。あるのは、世界中を音楽で旅してみました、というような多様性。
07. Lady は、ジャズ・フレイバーたっぷりなジャニタ・ハーンのボーカルが聞きもの。アレンジはストリングス主体。8. Broken Cloud は「新日本紀行」かと思います。09. Gimme Some Leg は、リズムが2ビートのブルーズ曲。シャックロックのファズ・ギターが途中登場。11. Cool Jerk は、R&B、キャピトルズのカバー。最終曲14. Amar Caballeroは、お得意スパニッシュです。静かに始まりますが、途中の盛り上がりが見事。全部の楽器が前ノリでリズムを刻む部分が聞きどころです。Amar Caballeroは、「あなたを愛する」の意味だと思いますが、スリーブデザインは、「馬」(Caballo)。
一筋縄では行けません。全英よりカナダで人気あったそうですが、よほどカナダのファンは耳がよかったのでしょう。演奏力、曲を構成する力は確かなので、散らかった印象にならないのです。英国ヘビーロック好きなかたなら、必聴かと思います。最後にさすがハーベスト・レーベル。録音がいいです。