MAGMA/ZEUHLサウンド影響下のフランスのベーシストFrancois Thollot率いるグループ。20年リリース5thアルバム。前18年作と同じく、リズム・セクションにエレピ/オルガン/シンセ奏者&エレピ/メロトロン奏者というWキーボード4人編成での制作です。カンタベリー・ロックの中でもNATIONAL HEALTHに通じる、精緻なリズムと端正な音色で流れるようにフレーズを紡ぐエレピやオルガンのプレイに耳を奪われます。同時にやはりZEUHL系バンド特有の不穏な緊張感が常に漂っていて、美しいはずのメロトロンの調べもどこか不安をかき立てるようなのが印象的。エレピが狂ったように暴れ出すパートではスイスのISLANDも彷彿させるスリルが味わえます。ZEULH系ジャズ・ロックのファン、カンタベリー・ロックのファンは是非!
ジャケットはロジャー・ディーン、VERTIGOからリリースされた70年作、ユニークな曲進行が耳に残る個性派ブリティッシュ・ブルーズ・ハード
1,290円(税込1,419円)
HUNKA MUNKA/FORESTE INTERSTELLARI
72年作『ジョバンナに捧ぐ』で知られるイタリアのキーボーディスト/シンガー、49年ぶりにHUNKA MUNKA名義でリリースした21年2ndアルバム!
1,690円(税込1,859円)
HENRY COWのファンにおすすめしたい、緻密で緊張感みなぎるチェンバー・ロック/プログレ探求!
チェンバー・ロックの象徴的グループHENRY COWを出発点に、各国のおすすめチェンバー・ロック作品を見てまいります!
クリムゾン『宮殿』を思わせるような、スリリングで強靭で熱気あふれるサックス…。そんなサックスをフィーチャーしたプログレを集めてみました!
SOLEIL ZEUHLレーベル特集〜マグマに魅せられたZEUHL(ズール)系作品セレクション
マグマに魅せられたZEUHL(ズール)系の新旧作品をリリースするフランスのSOLEIL ZEHULレーベルのカタログから注目の作品をピックアップ。
ヘンリー・カウやユニヴェル・ゼロのDNAを継ぐチェンバー・ロック新鋭特集!
ここ最近の新譜を見ていると、チェンバー・ロック/アヴァン系ジャズ・ロックの充実ぶりが凄い!最近リリースされた注目の作品をピックアップいたしましょう。
【新作追加】暗黒で切迫感みなぎるZEUHL系ジャズ・ロック特集!
Christian Vnderを中心に「コバイア」という架空の文化を生み出し、凶暴にして荘厳、エキセントリックなアクの強い作風で70年代を駆け抜けたグループ=MAGMAのフォロワー、いわゆるZEUHL(ズール)系と呼称されるグループをピックアップ!
00年代以降のフランス屈指と言えるチェンバー・ロック・グループと言えば?前作までのクリムゾン『レッド』的な荘厳さやヘヴィネスが、ギルガメッシュ〜ナショナル・ヘルスに通じるジャズ・ロック・エッセンスに切り替わって、さすがの完成度。
マグマを受け継ぐ「ZEUHL系」の中でも珍しい、ギターレス/Wキーボード編成で展開する18年作。マグマからの影響を保持しつつも、イルバレあたりのイタリアン・ロックやカンタベリー・ロック的な質感も感じさせるダークさと気品を備えた見事な一枚!
レーベル管理上、ジャケットに圧痕がございます。ご了承ください。
狂暴な変拍子に終始なぎ倒されっぱなし!ヘンリー・カウやクリムゾンばりの強度でレッドゾーンを振り切りまくるズール系新鋭による痛快すぎる傑作!
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