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HENRY COWのファンにおすすめしたい、緻密で緊張感みなぎるチェンバー・ロック/プログレ探求!

こんにちは。スタッフ佐藤です。

今回の探求の出発点は、イギリスのチェンバー・ロック・バンドHENRY COWです。

Fred Frith、Tim Hodgkinsonを中心に結成、アンチ商業主義を標榜した即興主体のアーティスティックかつストイックな音楽性は、RIO(ROCK IN OPPOSITION)と呼ばれるムーブメントとして欧米全土に広がっていきました。

とは言え、硬質なアンサンブルのあちこちから滲み出てくるカンタベリー・ロックとしての芳醇な叙情性もまた魅力で、プロフィールから想像されるほど取っつきにくくもないんですよね。

そんなHENRY COWが好き!または興味がある!という方に是非聴いてみて欲しい各国の作品をセレクトしてまいりたいと思います。

まずはHENRY COWの衝撃的デビュー作をお聴きください♪

ヘンリー・カウ / レッグ・エンド=レジェンド

もはや職人技の域に達するまでの技巧を身につけた猛者たちによる、緻密にしてダイナミック、そしてカンタベリーらしい息吹も感じさせる傑作1st。

即興をメインとする鋭くアヴァンギャルドに切れ込むプレイの応酬に思わず耳を奪われますが、ふいにコミカルなタッチや妙な間なども挿入され、遊びの要素も多分に感じさせるところがポイント。

メンバーのミュージシャンシップの高さを見せつけるようなサウンドです。

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先日紙ジャケでリイシューされた、チェンバー・シンフォと呼ぶべきこの名作も勿論HENRY COWファンには大推薦!

アイランド/ピクチャーズ

スイス・プログレ屈指の人気作と言っていいかな。

HENRY COWばりの緊張感を孕んだチェンバー・アンサンブルに、ピアノやシンセがシンフォニックな幻想性を付与。

同郷の巨匠デザイナーH.R.ギーガーによるジャケットのインパクトに負けないスリリングかつ緻密な大名盤ですね!

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フランスからは、RIOの中心的バンドとしても知られるこちら!

ZNR(ゼッデンネール)/一般機械概論

HENRY COWを夢想的にしたような音像は、これぞフレンチ・チェンバー・ロック。

優雅なようでどこか不安定に奏でられていく奇妙なチェンバー・サウンドは何とも予測不能ですが、幻想的で浮遊感のあるサウンドはカンタベリー・ファンにも響きそうです。

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ユニヴェル・ゼロを生んだベルギーにも素晴らしいチェンバー・ロックが多数ありますね。カウのメンバーも参加したこの作品!

ZAKSAK MABOUL / UN PEU DE L’AME DES BANDITS

そのサウンドは、ずばりレコメン系 meets ニューウェーブ。

民族調のパーカッションも交えた独特の引っかかりを持つ面白いリズムの上を、弦楽が優雅に流れゆき、サックスがフリーキーなインプロヴィゼーションを炸裂させるスタイルは、奇天烈なようでいてスリル抜群。緻密な計算の上で展開されるカオスな音像が鮮烈に耳へと突き刺さります。

リズム側に注目して例えるならトーキング・ヘッズをチェンバー・ロック風に仕立てた感じとも言えるし、初期イーノのストレンジ・ポップを知的に再構成した感じとも言えるし、『ディシプリン』クリムゾンに弦楽を突っ込んだ感じでもあります。

聴くたびに発見がありそうな、いろんな方面へと繋がるサウンドです。

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新鋭にもナイスなチェンバー・ロック・バンドがいっぱいです。世界各国からピックアップ☆

LOOMINGS/EVERYDAY MYTHOLOGY

アート・ベアーズやヘンリー・カウやザッパとともに、ハットフィールド&ザ・ノースやソフト・マシーン、さらにヒップホップまでぶち込んじゃった知性派アヴァン・ロック。さすがはあのYUGENのヴィブラフォン奏者率いるバンド。

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SCHERZOO/1

狂暴な変拍子に終始なぎ倒されっぱなし!ヘンリー・カウやクリムゾンばりの強度でレッドゾーンを振り切りまくるズール系新鋭による痛快すぎる傑作!

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ナイフワールド/アンレヴェリング

XTCやヘンリー・カウのDNAを継ぐイラン系イギリス人のポップ・マエストロ、個性豊かな2014年デビュー作!

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RATIONAL DIET/ON PHENOMENA AND EXISTENCES

狂気のヴァイオリン、暴走するサックス、偏執狂的ギター。

東欧の小国ベラルーシに突如あらわれたチェンバー・ロック・グループ・・・恐るべし。

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HUMBLE GRUMBLE/GUZZLE IT UP

ベルギーのレコメン系グループの2012年作なんですが、アカデミックさと奇天烈さとヨーロピアンな洗練とがゴッタ煮されてて、テクニカルなのに温かくしなやかだし、ザッパやゴングのファンはヤられるはず!

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KAI D’ RAIZ/LIMBO

温もりのあるチェンバー・ジャズ・サウンドにデジタルな音響を混ぜ合わせながら、スリリングに変拍子を刻んでいくアンサンブルが格好いい!

HENRY COW、PICCHIO DAL POZZO好きに是非オススメしたいアルゼンチン産新鋭アヴァン・ジャズ・ロック!

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FACTOR BURZACO/3

アルゼンチンが誇る新鋭チェンバー・ロック・バンドと言えば?SLAPP HAPPYやCOSのファンにはたまらない女性ヴォーカルのコケティッシュ声炸裂!

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いかがでしたか?
気になる作品が見つかりましたら幸いです☆


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    ベルギーの新鋭レコメン・グループ、スリリングかつ有機的な2012年傑作

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  • AKSAK MABOUL / UN PEU DE L’AME DES BANDITS

    ユニヴェル・ゼロと並ぶベルギー出身のチェンバー/レコメン系バンド、80年リリース2nd、傑作

    カンタベリー・ロックに通じるベルギーのジャズ・ロック・バンドCOSで活動し、のちに名門レーベルCRAMMED DISCSを立ち上げるキーボーディストMarc Hollanderを中心に結成されたレコメン・グループ。クリス・カトラー、フレッド・フリスらRIO人脈が大挙した80年作2nd。そのサウンドは、まるでレコメン系 meets ニューウェーブと言えるもの。民族調のパーカッションも交えた独特の引っかかりを持つ面白いリズムの上を、弦楽が優雅に流れゆき、サックスがフリーキーなインプロヴィゼーションを炸裂させるスタイルは、奇天烈なようでいてスリル抜群。上記2バンドと同じく、緻密な計算の上で展開されるカオスな音像が鮮烈に耳へと突き刺さります。リズム側に注目して例えるならトーキング・ヘッズをチェンバー・ロック風に仕立てた感じとも言えるし、初期イーノのストレンジ・ポップを知的に再構成した感じとも言えるし、『ディシプリン』クリムゾンに弦楽を突っ込んだ感じでもあります。これは聴くたびに発見がありそうな、いろんな方面へと繋がるサウンドです。

  • FACTOR BURZACO / 3

    アルゼンチンが誇る新鋭チェンバー・ロック・バンド、SLAPP HAPPYやCOSのファンにはたまらない女性ヴォーカルのコケティッシュ声炸裂の2014年傑作

    アルゼンチンはブエノス・アイレス出身で、クリムゾンやジェントル・ジャイアントやヘンリー・カウとともに、ドビュッシーやルチアーノ・ベリオやリゲティ・ジェルジュに親しんだコンポーザーのAbel Gilbert(1960年生まれ)率いるチェンバー・ロック・バンド。2014年作の3rd。女性ヴォーカルのCarolina Restucciaも特筆で、ダグマー・クラウゼ(SLAPP HAPPY)やパスカル・ソン(COS)を彷彿させる狂気とコケティッシュさを内包した歌声が強烈。クリムゾンのジェイミー・ミューア的な奔放なパーカッションにCarolinaの奔放なヴォーカルが乗るチェンバー・ミュージック、そして、管弦楽器とシャープなエレキ・ギターがまばゆいトーンでエキセントリックなアンサンブルを奏でるチェンバー・ロック、さらにニューウェイヴとゴシックを行ったり来たりするようなアヴァン・ポップも交えながらイマジネーション豊かに展開していきます。ユニヴェル・ゼロばりの器楽的な技巧を持ちつつ、強迫的にはならず、どこかカンタベリーにも通じるようなユーモラスさがあるサウンドが持ち味です。数多く好グループが出てきている2010年代以降のチェンバー・ロック・シーンの中でも屈指と言える強度と奔放さを持った名バンドによる傑作です。

  • KNIFEWORLD / UNRAVELLING

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