COLUMN THE REFLECTION 第39回 ブラス・ロックの萌芽。オリジネイターとしてのBS&T(ブラッド・スウェット&ティアーズ)。 そして、アル・クーパーという存在。 文・後藤秀樹
音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回はブラス・ロックに着目して、その代表格であるBLOOD SWEAT & TEARSを取り上げてまいります!
ロック・キーボード奏者ベスト13&キラー・チューン〜海外音楽サイトBEST CLASSIC BANDS選〜
海外サイトが発表したロック・キーボード奏者ベスト13とそれぞれのキラー・チューンをシェアします。カケレコのオルガン・ロック特集も集めました。探求ぜひ!
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ローラ・ニーロ『ニューヨーク・テンダベリー』から辿る、「都会の孤独」を描いたSSW作品
人々が大勢行き交う大都会で感じる「孤独」を、音楽で表現した米SSWの作品をピックアップいたしました。
【アル・クーパーのキーボードが光る曲TOP10】-米音楽サイトULTIMATE CLASSIC ROCK発表
アル・クーパーがキーボードで参加している楽曲のランキングをピックアップ!
「MEET THE SONGS」 第29回 BLOOD SWEAT & TEARS『CHILD IS FATHER TO THE MAN』
今日の「MEET THE SONGS」は、BLOOD SWEAT & TEARSの67年デビュー作『CHILD IS FATHER TO THE MAN』をピックアップいたします。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯に折れあり
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この日本盤のタイトルをずっと恥ずかしく思っています(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
各楽曲の良さはアビーロード級であると思います。またアル・クーパーのキャリアを代表する「ジョリー」が収録されていて、アルを聴くならスルーできない盤です。日本盤解説の渡辺亨さんは、孤独がテーマであると看破していて、「ジョンの魂」と比較する文章を書いています。…わたしは、ジョン・レノンならピアノとドラムズだけで弾き語っただろうし、ニック・ドレイクならギター一本であっただろうと予想します。「ネイキッド・ソング」というタイトルと裏腹、絢爛豪華な音の壁により、エンターテインメントと化している印象を持っています。
わたしは、正直アル・クーパーに入れ込んだことがなく、聴き込んだレコードは「アクト・ライク・ナッシン・ロング」だけというユーザーなのです。わたしより上の年代には圧倒的な影響力があって、この盤に対する賛辞はいくらでも探すことができます。この盤でのアレンジを聴くと、ゴスペル、ブルーズに対するアルのコンプレックスがよく出ています。しかし結局は、都会に住む職業音楽家に戻ってきてしまう。深くならない、重くなれない、がわたしのアルに対するイメージです。
あまりにも彼のキャリアが上手くいったためのひがみかも知れませんね。もはや現役の活動をしていない人ですし。