KING CRIMSON/IN THE WAKE OF POSEIDON
衝撃的デビュー作「クリムゾン・キングの宮殿」の構成を踏襲した70年2nd、前作に匹敵する重厚さドラマ性に加えジャズ系ミュージシャンを起用し新機軸も打ち出した一枚
490円(税込539円)
音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!今回は浪人時代の氏を支えたという2つの楽曲、ナザレス「Love Hurts」とエアロスミス「Dream On」を中心に語ってまいります。
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海外サイトULTIMATE CLASSIC ROCKにて、スコットランド出身の名ハードロック・バンド、NAZARETH(ナザレス)のベストソングTOP10が公開されました!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースツメ跡あり、ボックスに若干汚れあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 軽微な汚れ・軽微な圧痕あり
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猥雑さとおおらかさ(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
70年代中期の英国ハードの状況は、それまでのブルース・ハードからディープ・パープル、ユーライア・ヒープに代表される構成主義的な白人音楽になっていきます。英国ハードがオカルトや幻想、黒魔術などのヨーロッパ的なイメージと切って切り離せなくなったのもこの時期のこと。ナザレスも、ジャケットのイメージから、そうした英国ハードにひとくくりにしたくなります。ところが、このグループの特徴は、いい意味での「節操」のなさ、にある気がするのです。
77年発表のこの作品では、彼らは恐るべきことに当時流行のディスコとハードロックを融合させています。Expect No MercyとRevenge is Sweetがその曲になりますが、不思議なことに全然違和感がありません。また、彼らはアメリカのルーツ音楽に影響されているところがあり、ブルースやスワンプも得意としています。ダン・マッカーティの狂犬のようなボーカルが、それらアメリカのルーツに合っているわけではなく、半ば強引に聴かせてしまいます。この猥雑さとおおらかさこそがこのグループの魅力だと思います。Kentucky Fried Bluesは名曲で、ネイティブ・アメリカンのようなギターリフとリズムは、他のグループには真似できません。