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ネットショップなのに、試聴機が!? スタッフがテーマ別にCDをセレクト&レコメンド!
ジミ・ヘンドリックスは66年に単身で渡英し、JIMIHENDRIX EXPERIENCEを結成。ファズ、ワウペタルを駆使した荒々しくも鮮烈なギター・ワークは世界中に衝撃を与えました。結果として60年代後半から70年代前半に掛けて、「〇〇のジミヘン」とその国ごとに形容されることになるギタリストが多数出没。ここでは世界を駆け巡ったジミ・ヘン・フォロワーの作品群をご紹介、お国柄が表れるバラエティー豊かなファズ・ギター・サウンドをお楽しみ下さい!
家元を今一度リスペクト。キャッチーなリフを歪んだファズ・ギターで重量感たっぷりに刻むジミ。凶暴なベース、タメの効いたドラムを加えたトリオ・アンサンブルのグルーヴは今もインパクト絶大!
まずはイギリス代表の登場!エクスペリエンスのアンサンブルにターボ・エンジンを付けたかのような疾走感溢れるアンサンブルが素晴らしい!うねりまくるギター・ソロとパワフルなヴォーカルのコントラストが絶妙。
カナダ出身、ROBIN TROWERと双璧を成すジミヘン信奉者フランク・マリノ。どっしりと構えたアンサンブルは家元にかなり近い重量感を再現しています。スペース・サイケ色で個性を主張しているのもポイント!
イギリス出身、まず格好から入ったJUCY LUCYのヴォーカリストのリーダー作。ブルージーなファズ・ギターを中心としたドタバタとしたアンサンブル。基本を抑えつつ、よりソリッドなハード・ロック色を押し出しています。
英国出身ハード・ロック・グループ。重々しいファズ・ギターが活躍するのはもちろんですが、ブルースというよりソウルフルな方向へ接近しているのが個性的。粘っこいグルーヴ感と哀愁溢れるメロディの同居がおいしいです。
ドロドロなハード・ロック・グループが多く出没した70年代のドイツからは、このグループを。特徴的なファズ・サウンドは弱めながら、重量感たっぷりのブルージーなジャム・セッションはエクスペリエンス度高し!
こちらもドイツ出身、クラウト・ロックとサイケデリックを融合させたドロドロ・サウンドはやはりお国柄。骨太のブルージーなファズ・ギターが、エスニックなパーカッションをバックに冴え渡ります!
ジャーマン・サイケ大御所。ノイズを垂れ流すギター、荒れ狂うドラム。恍惚とした表情は伝わって来ますが、幻惑世界を生み出そうとする彼らとエクスペリエンスとは別物かも。原初的なロックのエネルギーは充満しています。
ここで、イタリアのジミヘンが登場!イントロ「STONE FREE」を歌う童子でツカミはOK、やがてブルージーなファズ・ギターが一気に爆発!シリアスなオルガンでダークな雰囲気に仕上げているのがイタリアン流儀。
アメリカ出身、微妙ななりきり度のジャケに笑っている場合ではありません。ジミヘン直々にギターの手解きを受けたジミヘン・フォロワー。ファズの歪ませ具合などは家元に限りなく肉薄。転がるピアノがポイント高い!
フランス出身。ドタバタとした荒々しいアンサンブル、軋むファズ・ギターを包み込むストリングス・アレンジとコーラス・ワーク。これぞドリーミー・エクスペリエンス。しっかり甘いのがロマンティック仕様。
ジミ・ヘンがバーズの「ロックンロール・スター」をカバーしたら、こんな感じになるかな?BLUE CHEERを手がけたサイケ・エンジニアED KRAMERによる、ジミヘン・ライクな米サイケ・ロック69年唯一作!
アメリカ出身、ファズ・ギターとうねるグルーヴを生み出すリズム隊が冴え渡るサイケ・ハード。哀愁漂うヴォーカル・メロディーが魅力です。「YEAH」「HA」などの掛け声にニンマリ。
ここからは更にディープに潜ります!まずはニュージーランドのジミヘンと異名を取るBILLY TK率いる、このグループから。1分ちょっとのスペース・サイケなイントロが終わると、お待ちかねファズ・ギター暴走タイム!
メキシコ代表。「TAXMAN」を彷彿とさせる古典的なロックン・ロール曲。ブルージーなファズ・ギター、ブイブイうなるベース、ガナリ声ヴォーカルと女性ヴォーカル、ハープによる多幸感溢れるアンサンブルは異国情緒たっぷり。
アルゼンチンのジミヘン、CLAUDIO GABIS率いるグループ。ジミ・ヘン流ファズ・ギターが2本登場、絡みあう様はなかなか爽快!ここでは登場しませんが、アグレッシヴなヴァイオリンとの交歓も聴きどころ。
トリを飾るはトルコのジミヘン。トルコ民謡を彷彿とさせるメロディーに、深いエコーに包まれた粘っこいファズ・ギターがサイケデリックに絡みつく。オリエンタル・ムード満点の掛け声、パーカッションが素晴らしい。