REP7041WP(REPERTOIRE) 【97年発売CD】
ボーナス・トラック2曲。
荘厳なオルガンを中心に、ドライヴ感いっぱいに繰り広げられるクラシカル・ハード・ロックがたまらん!英国プログレの名グループ、ブリティッシュな魅力が詰まった70年デビュー作!
イギリスのプログレッシブ・ロックバンドの70年デビュー作。その内容はブリティッシュ然としたオルガンワークを中心にしたクラシックのアレンジなどを中心に聴かせる作風であり、スッペの序曲でドライブ感ある幕開けを演出し、トッカータとフーガ、トルコ行進曲、ウィリアムテル序曲などを織り交ぜながら聴かせます。ハード・ロック然としたリズム隊とギターの存在があってか、そのサウンドはシンフォニック、ロックというよりもやはりブリティッシュ・ロック。VERTIGOからリリースされたこともうなずける、非常に味のあるサウンドを聴かせる名盤です。
KING CRIMSON/LARKS' TONGUES IN ASPIC
フリップ以外のメンバーを一新して制作された73年作5th、圧倒的な緊張感とダイナミズムが支配する大傑作!
1,832円(税込2,015円)
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. Poet And Peasant |
2. Passacaglia |
3. Memory |
4. Raymonds Road |
5. Light Cavalry |
6. Sarabande |
7. Think |
COLUMN THE REFLECTION 第51回 夏が来れば思い出す 暑気払いの ベガーズ・オペラ 〜アルバムごとに音楽性が変化し、名曲のカヴァーが忘れられない不思議なバンド〜 文・後藤秀樹
音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!今回はVERTIGOレーベル屈指の人気バンド、ベガーズ・オペラのサウンドの変遷を追いながら、その魅力に迫ります。
無限のロマン広がる「宇宙服ジャケ」をカケレコ棚からピックアップ☆
今回は「宇宙服ジャケ」に注目して、カケレコ棚よりアルバムをピックアップ!
「宇宙飛行士ジャケ」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
7月20日は、人類史上初となった1969年の月面着陸からちょうど50年という記念すべき日だとか。それにちなんで、今週は「宇宙飛行士ジャケ」というテーマでFacebookに投稿してまいりました。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯に若干カビあり
力強く骨太なロックとクラシカルな優雅さが見事に融合していて、これぞ英国!って感じの音ですよね。名曲「MACARTHUR PARK」の壮大なカバーを筆頭に、思わず時間を忘れて聴き入ってしまうような素晴らしい完成度。
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暑苦しさ全開の演奏曲芸(0 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
バタバタしたリズムに、やたら歪んだギター、大袈裟なボーカル。疾走感あるオルガンに反響効果を加えまくってチャーチ・オルガンに聴かせようとするギミック。彼らが聴かせようとしていたのは、音楽より演奏曲芸だったのではないか。そんなことを感じさせます。レビューを投稿していると、世の中の音楽を全部聞ききって書いているのだろうと思われるかも知れません。申し訳ないことに、自分がこれを手にしたのは2019年で、わたしにとってばりばりの新譜です。
オルガンのセンス、と申しますかクラシックの有名フレーズを散りばめてふざけるところは、とてもキース・エマースンに似ています。ナイスと違うのは他の楽器パートも頑張ってふざけまくるところです。ビートが若干もたり気味なのが、余計におかしいです。考えようによっては、作曲済みのクラシックを持ってきて、つなぎをインストでやればよいので誰にもできそうです。ところが全編これでやった人はいないんですよ、彼ら以前に。また、ロックに似合いそうなフレーズをよく知っているんだな、彼らは。
音の感触はまさに「ヴァーティゴ」です。日本フォノグラム盤で必ず読めた、たかみひろし氏のライナーノーツを思い出してしまいます。プロフェッショナル・コレクションでしたかね。2500円出さなくてもベガーズ・オペラが聴ける、素晴らしい時代にわたしは生きています。
やや強引に聞かせるクラシカルロック(0 拍手)
purebluesさん レビューをすべて見る
『三文オペラ』の名をもつスコットランド出身のプログレバンドの1枚目。1970年発表。
基本はキースエマーソンのNiceあたりに通じるオルガン・ロックなのだが、もちろん彼ほどの才能はないわけで、アイデアと勢いで多少強引にぐいぐいと聴き手を惹きつけるという、ちょっと奇妙なバンド。ジャケットの印象通りですね。
オルガンだけでなく、ヘヴィなギターも活躍し、コーラスワークも聞かせ、、とこのアルバムでは「とにかくやりたいこと詰め込みました!」という印象。
聴きどころは4曲目。トルコ行進曲などのクラシック曲を取り入れた長尺曲で彼らのアレンジ力を堪能できます。まさにヴァーティゴ!な1枚。