BWRCD1232(BLACK WIDOW)
ボーナス・トラック1曲。
あのMUSEO ROSENBACHのヴォーカルと、どこまでも70年代プログレの遺伝子に埋まったKey奏者を中心とする新鋭グループだって!?
ジェノヴァ出身、キーボード奏者を中心に、なんとあのMUSEO ROSENBACHのヴォーカルStefano Galifiも参加して06年に結成されたグループ。2010年作。ムゼオ・ローゼンバッハ『ツァラトゥストラ組曲』のラスト曲よりグループ名を取ったとおり、どこまでも70年代プログレの遺伝子に埋まったKey奏者を中心とするヴィンテージなヘヴィ・シンフォが特徴。空間を時に荘厳に時に柔らかく包み込むメロトロン、瑞々しくリリカルなピアノ、時にクラシカル、時にアグレッシヴに畳みかけるハモンドなど、とにかくキーボードが躍動。中域寄りのマイルドかつヘヴィなトーンのメロウなギターも印象的です。そして、なんといってもStefano Galifiのヴォーカル!堂々としたエモーショナルな歌唱が胸をグワンと鷲づかみにします。ダークさや荘厳さとクラシカルな格調高さや優美さが同居したサウンドは、これぞイタリアン・ロック。必聴です!
LA MASCHERA DI CERA/LA MASCHERA DI CERA
元FINISTERREのFabio Zuffantiによるグループ、BANCOやMUSEOなど往年の作品を彷彿とさせる名作1st、02年リリース
2,690円(税込2,959円)
IL TEMPIO DELLE CLESSIDRE/ALIENATURA
ムゼオやレ・オルメ『フェローナ〜』のDNAを継いだイタリアン・ロック新鋭の本格派、2013年の傑作
990円(税込1,089円)
アラン・ソレンティの妹ジェーン・ソレンティのヴォーカルをフィーチャーしたイタリアン・プログレ・バンド、美と狂気が錯乱したような、圧倒的なテンションを放つ73年作1st。
1,550円(税込1,705円)
ハンガリー、管弦楽器が鮮やかに舞う壮大なシンフォニック・ロック!2010年作
『太陽と戦慄』期のKING CRIMSONを彷彿させるチリ産プログレ、2010年作
新鋭プログレ・シーンで注目すべきヴォーカリストに焦点を当てて、その魅力をご紹介してまいります!
【カケレコ中古棚探検隊】古豪vs新鋭!イタリア新旧プログレ合戦!?
中古棚より、注目の新旧イタリアン・プログレ作品を紅白形式でピックアップ!
【プログレ温故知新】イタリアン・ロック・ヴォーカル 【定番】BANCO -> 【新鋭】IL TEMPIO DELLE CLESSIDRE
「歌」を聴かせるプログレと言えばやはりイタリアン・プログレ。熱い叙情に満ちたヴォーカルは聴き手の心をわしづかみにする魅力を放っています。そこで定盤からはBANCO DEL MUTUO SOCCORSOの1st、そして新鋭からはIL TEMPIO DELLE CLESSIDREの2nd『ALIENATURA』をご紹介いたします。
プログレ温故知新 - 往年のプログレ定番とプログレ新鋭をキーワードでつなげる特集
往年のプログレ定番とプログレ新鋭をキーワードでつなげる特集『プログレ温故知新』。
イタリア新鋭へヴィ・シンフォ・グループIL TEMPIO DELLE CLESSIDREの13年作『ALIENATURA』
イタリアの実力派新鋭ヘヴィ・シンフォ・バンドIL TEMPIO DELLE CLESSIDREの、2枚目となる13年作『ALIENATURA』がリリース。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
ムゼオ・ローゼンバッハが好き?レ・オルメ『フェローナとソローナの伝説』も好き?それで何か新鋭が聴きたい?ずばりこれしかないでしょう。
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MUSEO ROSENBACHの感動をもう一度(4 拍手)
add.さん レビューをすべて見る
You Tube動画をざっと試聴して、ビビっときたので即注文。「あれこの声……」と思っていたら、MUSEOのStefano Galifiその人だったのですね。(商品レビューを後から見ました……)BancoやOSANNA、イル・バレット・ディ・ブロンゾなど(もちろんMUSEO ROSENBACHも)暗黒系イタリアグループの音色が好みな人は買って間違いないのではないでしょうか。あともう少し展開が秀逸であったら……と思うと、惜しいですが星4つです。
2010年発表作品とは思えないヴィンテージ色(2 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
当時、「MUSEO ROSENBACHの再来」という謳い文句に魅かれて聴いてみたら、2010年発売とは思えない70年代への憧憬が窺い知れるヘヴィ・シンフォだった。
しかし、単なる懐古趣味的な後追い作品ではなく、さらに言うならばこれがデビュー作とは思えない完成度!
いかにもイタリアらしい熱情的な歌声を披露しているはStefano Galifi(MUSEO ROSENBACH)で、ハモンド・オルガン、メロトロン、パイプ・オルガンなどを操るキーボードのプログレ度が高い。
一方でピアノの流麗でクラシカルな演奏によってヘヴィ路線一辺倒にはなっておらず、そこもまた聴きどころになっている。
ヴィンテージ感溢れる音色は、70年代のイタリアン・ロックを通過してきたファンには堪らないと思うし、少なくともMUSEO ROSENBACH(本家が歌っているのだから当然と言えば当然なのだけれど・・・)や、LA MASCHERA DI CERAあたりのファンはきっと気に入るはず!