元CYANのマルチ・ミュージシャンRob Reedと女性ヴォーカルChristina Boothを中心に結成されたシンフォ・グループ、デビュー作から3年のインターバルでリリースされた2nd。冒頭のジョン・アンダーソンっぽいコーラスから一気にクリアに広がるファンタジックなアンサンブルは、まさにイエスを理想的に受け継いだサウンド。スティーヴ・ハウばりにトリッキーで音数多いプレイと、マリリオンのスティーヴ・ロザリーを思わせるロングトーンでメロディックに歌うプレイを自在に弾き分けるギターを中心に、幻想的な情景を描き出すアンサンブルが素晴らしいです。そんなイエス彷彿のファンタジー溢れるサウンドの中で、持ち前の美声を生かして伸び伸びと歌うChristinaの歌声も至上。「七つの大罪」をテーマに7曲で構成されたコンセプト作ですが、テーマから想像されるシリアスさはほとんどなく、「こわれもの」や「ドラマ」あたりのイエス色をたっぷり取り込んだ快作に仕上げています。
FLAMBOROUGH HEADのkey奏者を中心とするトリオ・バンド、メロトロンをフィーチャーしたシンフォ、Roger Dean風のジャケットも印象的
712円(税込783円)
ウクライナ出身のコンポーザーAntony Kalugin率いるソロ・プロジェクト、映像喚起的でイマジネーション溢れる2014年のシンフォ傑作
2,200円(税込2,420円)
祝・新作リリース☆ 英国が誇る女性ヴォーカル・シンフォ・バンドMAGENTA特集!
7月に待望の新譜をリリースした英シンフォの代表格バンドMAGENTAに注目します!
スタッフ厳選☆今週の3枚!!【2020年1月〜9月アーカイブ】
「これは聴いてもらいたい!」というカケレコメンドな作品を毎週3枚ご紹介。2020年1月〜9月に取り上げた作品はこちらでチェックどうぞ♪
新鋭プログレ・シーンで注目すべきヴォーカリストに焦点を当てて、その魅力をご紹介してまいります!
netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第8回 MAGENTA / The Twenty Seven Club (UK / 2013)
「ミュージシャンの視点からプログレッシブ・ロック作品を捉える」ことをコンセプトに、同じ時代を生きる世界中の素晴らしいプログレッシブ・ロックアーティストたちの作品を幅広く紹介するコラム。担当は、MUSEAからデビューした日本のアーティストnetherland dwarf!
英プログレ・バンドRENAISSANCEのヴォーカル、アニー・ハズラムから続く美声女性ヴォーカル・プログレを、世界中からピックアップしてまいりましょう。
プログレの本場イギリスのハイレベルな新鋭バンドたちを一挙ピックアップ!
90年代以降のプログレシーンを盛り上げる北欧スウェーデンやイタリアに負けじと、本場イギリスからも、イエスやジェネシスやクリムゾンなど往年のグループのDNAを継いだ好グループが出てきております。注目の作品をセレクトいたしましょう。
00年代以降の英プログレを代表するシンフォバンドMAGENTAの13年作『TWENTY SEVEN CLUB』
00年代以降の英プログレシーンを代表するバンド、MAGENTAによる13年新作『TWENTY SEVEN CLUB』がリリース。
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