88697415452(COLUMBIA)
廃盤、デジパック仕様、リマスター。
アルゼンチン音楽シーンの大御所Luis Alberto Spinettaがジャズ/フュージョン・ロックに挑んだ77年作で、ずばりアルゼンチンからのリターン・トゥ・フォーエヴァーやハットフィールド&ザ・ノースへの豊饒すぎる回答。
現在でも活躍しているアルゼンチン音楽シーンの大御所Luis Alberto Spinettaが77年にリリースした1st。丁寧に紡がれる洗練されたギターと流麗なエレピによるHATFIELD AND THE NORTHを彷彿とさせるアンサンブルをバックに、センチメンタルなヴォーカルが、南米らしい詩情溢れるメロディーを繊細に歌い上げる。メロディアスなパートでの叙情豊かなアンサンブルはもとより、クロスオーヴァー色溢れるキレ味鋭いスリリングなアンサンブルも聴き所。楽曲、演奏とも最高レベル!カンタベリー・ミュージックのファン、第二期Jeff Beck Groupなどクロスオーヴァー・ロックのファンは必聴の傑作です。
JULIAN'S TREATMENT/A TIME BEFORE THIS
ドミニカ共和国出身のキーボード奏者Julian Jay Savarinを中心とする5人組シンフォ・ロック・バンド、70年作
750円(税込825円)
天才チャーリー・ガルシア率いるアルゼンチン・ロックの代表的グループ、ラテン・フュージョン色が強まった79年作2nd
スタッフ佐藤の、コレ好きなんですよ。 ? 第十五回 SPINETTA『Only Love Can Sustain』
一般的にはさほど注目を集めることのない作品たちの中から、スタッフ佐藤が愛して止まない作品たちを取り上げてその魅力を語ります!
ハットフィールド&ザ・ノースのファンにオススメの世界のニッチなジャズ・ロック特集!
時に繊細にたゆたい、時にキレ味鋭いフレーズでテンションを増幅させるギター。淡く叙情的なハモンド・オルガン。そして、流れるように美しくアイロニーやユーモアもたっぷりな愛すべきメロディとヴォーカル。そんなハットフィールドに通じる作品を世界中からピックアップ!
カケレコ店長の「日々是ロック」11/28 旧ユーゴKORNELYANSやメキシコKALEIDOSCOPEなど
昨日売れたCDの中から店長オススメの作品をピックアップするコーナー。プログレ、ロック、ジャズ・ロック、サイケ、ハード・ロック、フォークなどジャンルを横断して世界のロックをカケハしてまいります。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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プログレファンはこの時期の作品が一番好きなのでは?(6 拍手)
Durangoさん レビューをすべて見る
サイケロック〜ブルースロック〜ジャズロックとキャリアの中で音楽性を変遷させてきたスピネッタ氏ですが、Invisible時代とこのソロ2作目あたりがジャズロック期と言ってよいでしょう。前作にあたるInvisibleの最終作がサイケ、ブルース、ジャズの要素が見事に溶け合ったキャリアの総括的な音だったのに対して、本作では完全にジャズロックに徹している印象です。そのため派手さはさほどありませんが、流麗さとセンシティブな音使いにかけてはもはや並ぶものなしと言った風情を漂わせています。まるで同じ路線で何枚も作を重ねてきたかのような円熟味がそこはかとなく滲み出ており、とてもかつてはステージ上で回転灯を背中に乗っけてバカやっていた人とは思えません。これはどうやれば良い音楽が作れるのかが完全に分かっている人の音です。つまりは天才の音ってこと。傑作。
これぞ発掘!南米に埋もれさせておく手はない!(2 拍手)
F.Greenさん レビューをすべて見る
まさにフュージョンいや、77年ならばクロスオーバー。ジャズロックよりも一般人には聴きやすい音と思う。たしかにエレピは第2期ジェフ・ペッく・グループ風。でもボーカルは黒くない。ほのぼの感があふれている。かなり心地よし。うん、聴けば聴くほど、傑作だと感じてきた。いやー、良いですよ、このアルバム。アルゼンチンには、チャーリー・ガルシアを中心とした一派があり、そちらをかなり聴いてきたが、スピネッタさんも良いですね。で、このアルバム、77年に、アメリカから発売されていたら、結構売れたんやないかと思います。南米、アルゼンチンに埋もれさせておくには、もったいないアルバムです。
南米流のおしゃれ名作(0 拍手)
じゃ、見ろクワイ(笑)さん レビューをすべて見る
ジャズ・ロックというよりもその雰囲気があるヴォーカルアルバムといったほうが合っている気がします。哀愁味があり、ちょっと鼻にかかったお洒落なスピネッタの声は魅力的です。