プログレッシヴ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!
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ロシアのバンドの2011年のデビュー盤だって?針を落とした・・・、もとい、CDのプレイボタンを押した瞬間出てくる音からは、信じられなかった。そこからは、ブログレ全盛期、70年代の音楽が流れてきたのだ。針を落とした・・・、といった感覚の音楽なのである。
例えるなら、イエス、ジェネシス、ピンク・フロイド、キャメル、・・・、美味しい美味しいブログレの世界が広がっている。
ここで、もう一度、CDの裏ジャケを確認。2011年やなぁ・・・。メイド・イン・ロシアやなぁ・・・。
こいつら、何を思って、そして何に感化されて、こんな音楽にたどり着いたんや!まさに驚異、そして奇跡である。
情報社会の今日、古今東西の音楽が、ネットを通じて簡単に入手できる。彼らもそんな中から、古典名作ブログレに出会い、刺激を受けたのかもしれない。そう考えると、ネット社会も悪くない?
このアルバムは、今後もブログレが、古典として楽しまれるだけの音楽ではなく、さらに進化し、世界中に広がっていけることを証明した。
一点、端正だが、特徴のない男性ボーカルは好き嫌いが分かれるところ。どこか、役所の公務員が歌っているみたい。この感覚、分かります?因みに私が好きなボーカルは、男は断然、ピーター・ガブリエルにピーター・ハミル。女性はアニー・ハズラムなんだけどな。
ジャケだけ見てたら、絶対ブログレ・バンドのアルバムとは思わんでしょう。でも、出てくる音は、驚き!美しい!シンフォ・ファン納得の1枚でしょう。シンフォの中でも、大仰ではなし、おしつけがましくもなし、とっても軽やかな音の洪水です。イエスをもっと軽やかにしたような感じと言えるのではないでしょうか。良い意味で緊張感のないシンフォなので、そういう意味からは、この、「のほほん」としたジャケは正解なのかも。
で、アルゼンチンということは、スペイン語ですかね。言葉の響きも美しく、なんとも言えん、「心ウキウキ感」にとらわれます。確かに、ワールドワイドに聴かれるべき音楽です。
ボーナストラックのライブ音源は、音質も落ちるし、不要だったかも。まぁ、アルバムの8曲を聴いて、時間をあけてからボートラだけを聴くのがいいかも。
まさにフュージョンいや、77年ならばクロスオーバー。ジャズロックよりも一般人には聴きやすい音と思う。たしかにエレピは第2期ジェフ・ペッく・グループ風。でもボーカルは黒くない。ほのぼの感があふれている。かなり心地よし。うん、聴けば聴くほど、傑作だと感じてきた。いやー、良いですよ、このアルバム。アルゼンチンには、チャーリー・ガルシアを中心とした一派があり、そちらをかなり聴いてきたが、スピネッタさんも良いですね。で、このアルバム、77年に、アメリカから発売されていたら、結構売れたんやないかと思います。南米、アルゼンチンに埋もれさせておくには、もったいないアルバムです。
冒頭から、ジョン節全開。アルバム、どこを取っても各年代のジョンが飛び出す玉手箱。とってもとってもジョンが好きで好きでしょうがないんでしょうね。曲作りから、アレンジ、ボーカルの節回し、と、むっちゃ研究し、勉強し、練習し、身につけてはります。ボーカルの声質自体は、言うほどジョンそっくりとは、私は思いませんが、かなり近づけようと努力している姿は、目に浮かびます。
で、もう一度、聴き直すと、ジョンだけではないビートルズのDNAが、そこかしこに・・・。アルバム自体が短いので、あっという間に終わり、ちょっと物足りない感じですが、発表された72年のアルバムって、大抵が、このくらいの長さだったことを思い出し、LP〜CD〜という時代の流れを実感しました。
お勧めは、1、3、5、7、9。わっ、奇数曲ばっか、しかもおとなしい曲が大半。私も歳をとりましたわ。
熱狂的なジョンのファンからは、「物まね」と、こき下ろされるかもしれませんが、私は「よくこぞ、ここまで」と拍手を送ります。たった3人で頑張ったね。しかも楽曲の出来は、物まねを越えて、素晴らしい!特に3を聴いてあげてください!涙もの。でも、この曲の出だしは、ジョージっぽい?
ジャズです。決してジャズ・ロックではありません。お間違いなく。
静謐というか、冷徹というか、ヨーロッパのジャズには、静かで冷たい、けど裏には熱いものがあるように感ずる。まるで冷蔵庫か(電気の熱で冷やしてるし…)?!
ノーマ・ウィンストンが参加しているので購入したのだが、予想通り、彼女のスキャットはええ!ほんま、素晴らしい!
どの曲の出来も素晴らしく、アメリカのジャズとは、全く違う、ヨーロピアン・ジャズを堪能できる好アルバムである。
まぁ、ブログレ好きの方が、ジャズ・ロックのアルバムと勘違いして買ったとしても、多少なりジャズに興味があるのなら、「GOOD!」と叫ぶことは間違いないでしょう。
四人囃子と並び称される日本のブログレ界黎明期のバンド、コスモス・ファクトリーの75年発売のセカンドアルバム。セックス・ピストルズ登場によりパンクがロック界を席巻するのが77年。このアルバムが発売されたのが、その2年前。もう、ブログレも下火、王道ロックにも陰りが見え始めたころ。人気のあったのはKISSやQUEEN、あと、BCRかなぁ。そんな時代だからか、デビューアルバムでは、20分近くの組曲がメインとなっていたのが、このアルバムは、3分〜5分の曲が10曲と、かなりコンパクトになった感じである。より、一般にも聴いてほしいという意気込みは、十分伝わる。しかし、そこはコスモス・ファクトリー。尺が短くなっても、ベース、ドラムスの重低音を活かした音づくりに、オルガン、ムーグ、メロトロン、そしてファズギターが乗っかる世界は、やはり、ブログレ。基本は、キング・クリムゾンやなぁ。そして日本的抒情。彼らは4枚のアルバムを発表していますが、通底しているのが、その部分(まぁ、4枚目はほぼ、ハードロック一辺倒になっていますが)。日本のブログレって、凄かったんやと実感できる佳作です。余談ですが、同時購入した「ブラックホール」の曲順がむちゃくちゃになっていて心配したのだが、こっちは大丈夫でした。良く見たら同じドイツ盤でもレコード会社が違いました。頼むわ。
針を落として・・・、もとい、CDを再生して、いきなりの違和感。なんやこれは?慣れ親しんでいたLPと違う!曲順がオリジナルとは違っているのだ。1曲目に来ているのはB面の1曲目。単純に、A、B面を間違えたのかと思っていたら、2曲目がA面の1曲目。さらにひどいのは、本来繋がっていたA面の2、3曲目が、逆転して収録。曲のイメージがぶち壊しになっている。曲順表記はLPのままなので、たちが悪い。多分初めてこの流れでアルバムを聴いたら、評価は低くなると思う。アーティストがかわいそう。
正しくは、2→8→7→3(ここまでがA面、以下B面)→1→4→6の順です。プログラムして聴いてください。で、5曲目にボーナストラックが入ってます。これはなかなか良い曲なので、このCDの良さは、そこだけですね。日本盤があるうちに買い直そうかな。もちろん、ちゃんとした曲順で聞いていただければ、70年代半ばに、こんな凄いバンドが日本にいたんやってこと、理解していただけます。「キング・クリムゾン+和」です。日本的抒情が目一杯、ブログレに昇華されています。
クリス・ファーロウの暑苦しいボーカルが、なぜだか、好きだ。力の限り、そして絞り出すように歌うクリス・ファーロウ。コロシアムでの活動が有名だが、彼はそれ以前から、英国R&B界の帝王である。このアルバムはコロシアムに参加する前の録音のようだ。ジャズ・ロックではなく、ずばりR&Bであり、ブリティッシュロック!ええ翳り具合です。バックの音だけを聴いていると、初期のロッド・スチュアート、スモール・フェイセス、中期ローリング・ストーンズ、などを彷彿させる。そのあたりのブリティシュロックが大好きな方、是非、ご一聴ください。で、チェロで参加しているポール・バックマスターって、あのコンポーザー&アレンジャーで有名な人なんやろか?ここからプログレへの道が続くのか?
フルートとピアノとコーラスが肝ですね。とにかく軽やか。フィフス・ディメンションを極限まで軽やかに、そして長閑にした感じと言えば良いのか。良く聴くと細かいリズムチェンジがあったり、コーラスの重ね方に凝っていたり・・・。ほんま、テクニシャンですね。同じくイスラエルに、FOURTEEN OCTAVESというバンドがいるが、彼らは夜のイメージなのに対し、SHESHETは朝、しかも春の穏やかな朝、いつまでもまどろんでいたい朝を感じさせます。ほとんど、フルートのせいなのでしょう。でも、フルートっていう楽器もおもしろいね。SHESHETでは穏やかなんやけど、イアン・アンダーソンが吹くと、攻撃的になるんやから!
イタリアのシンフォ系バンド。静謐なオープニングから、期待を抱かせます。イタリア語で歌う男声ボーカルの伸びやかな声は、聴く者の心にしっかりと届きます(語学堪能ではないので、意味は分かんないですが。)良いです、このボーカル。丁寧に歌っていて、声質も良いし。うーん、カンツォーネのお国柄ですね。1曲、女性ボーカルが入る曲もありますが、その女性ボーカルも良いです。もっと歌わせたら良いのに!
とにかく、ジャケットのイメージ通り、美しく、よく練られた楽曲が並びます。シンフォのアルバムの中ではかなりの佳作だと思います。ただ1点、このバンド、全曲を作曲したキーボードのCorrado Sardellaのワンマンバンドっぽい部分があるのでしょうか?ベースもドラムもCorradoが担当となっていて、多分、打込みなんでしょうが、ドラムだけはいただけません。ドライブ感ゼロ。それが☆一つダウン。
今作のオープニングは、キーボードにマンドリン。そこにナレーションが重なるという、物語の始まりを感じさせる演出。それをイントロダクションに、ジェネシス風のインストパートがあり、待ってました!のタイミングでボーカルが切り込む。このボーカルが相変わらず、いい。
「Onirika」ではキーボードのCorrado Sardellaが担当して、私としては聴きづらかったドラムが、今作ではちゃんとしたドラマ―(失礼な言い方ですみません)が、担当していることもあって、ドライブ感は言うに及ばず、バンドとしての一体感も段違いにアップ、さらに美しいアルバムに仕上がってます。テクニカルなギターが冴えわたるシーンもあり、シンフォ・ファンなら、買いでしょう。同じイタリアのBANCOを思い出しちゃいました。
いきなり、ア・カペラ。でも、そのメロディーはクラシカルではなく、どこかビートルズを彷彿とさせるもの。そして、アコギとピアノに導かれ、アルバムの奥へ奥へと進んでしまう・・・。ムーン・サファリ、渾身の2枚組セカンドアルバムも名盤と言わせてもらおう。全体的に美メロ満載なのはいつものことなのだが、2枚目1曲目のイントロにびっくり!
ギターが、ちょいとアメリカンロックしているのだ。歌が始まるとそれほどアメリカンなわけではなく、彼ら流のポップに昇華されていくのだが、ちょっと「ハードロック」的な一面も持っていたのか、と思わせる、良い意味で『引っかかる1曲』と言える。で、タイトルを見ると「ヤスガーの農場」。思わず50男の私はニヤリ・・・。ウッドストックやん!(歌詞内容がズバリかどうか、分かりませんが。英語に疎くて)何か、遊び心を感じさせるセカンドです。これを経て、さらなる名盤サード『ラバーズ・エンド』へと、彼らは突き進むのであった!
F.Green
堂々のデビューアルバムです。彼らのサードアルバムを1カ月ほど前に初めて聴き、その美しいメロディーの洪水に圧倒され、さかのぼって聴くことにしたのですが、素晴らしい。デビュー時点で、完成していますね、彼らの音楽性や、やりたいことは。
このアルバムにも、美メロ、ハーモニー、繊細さ、ダイナミックさ・・・、私の聴きたいものが詰まっています。強いて言えば、サードは、より洗練されてるかな。このファーストアルバムには「原石の輝き」(荒々しいのではないですよ)があるように感じます。でも、デビュー時から優等生(嫌な奴ではないですよ)なんですね。
F.Green
北欧シンフォの新進気鋭(2005年デビューやから、まだええよね)バンドが、やってくれました。アルバムのどこをとっても、美メロのオンパレード!よくぞここまで美しいメロディが思いつくもんですね。アルバムは、タイトル曲のPT.1に始まり、PT.2で幕を下ろします。多分、トータルアルバムの形なんでしょうねぇ。でも、決して大仰なシンフォではありません。POPSファンの方にもお勧めのファンタスティック・ポップ・ロック・アルバムでもあります。
PT.1のイントロで、ハーモニカが出てきます。これはちょっと意外。ハープと言えばブルースやジャズ。通常のブログレなら、ここはフルートでしょう。が、ハープ、効いてます。いいです!そんな感じで、美メロを活かすための楽器や音の選びもうまいですね。あと外せない彼らの特徴の一つが、コーラス。これが、アルバム全体の統一感を出してもいます。やはり、根底にはYESがあるんやろなぁ・・・。
しかし、北欧には、フラワー・キングスやカイパ、ウィグワム、アングラガードなど、ええバンドがひしめいてますなぁ。これ、3rdと言うことで、まだ未聴の1stと2ndも入手せねば!何?売切れ?そらそうやろ。「気になるリスト」に早速、追加しとこ!
息つく暇もないくらい、次から次へと音が、フレーズが、リズムがたたみかけ、最後まで、緊張感を持続し、疾走する!ここでちょっと休憩・・・、なんてことは、これっぽっちも思わないんでしょうね、このバンド。
そして、最後の最後に、おとなしい小曲を持ってきて締めくくる。ああ、疲れた・・・。と思うのもつかの間、この小曲でリセット。またアルバム冒頭から聴きたくなる。うまいなぁ、聴かせ方が。
ソフト・マシーンか、ウェザー・リポートか、電化マイルスか、はたまたZAOか?エストニアのバンドは、多分初めて聴くと思うのだが、ほんまに世界って広いし、数えきれんバンドが存在するもんですね。リードするのはサックスなんですが、ちょっと歪んだオルガンがカッコいい!ジャズ・ロック好きの方には、絶対オススメ!
きらびやかなPOPあり、ソフト・ロックあり、ボードビリアン調あり、フォーク・ロックあり・・・、と、ごった煮的なバンドというのが、このKAVERETの本質かもしれません。
このボックス・セットは、73年〜75年の間に発表された3枚のアルバムが、それぞれにボーナストラック入りのバージョンで収められています。その時代と言えば、ハード・ロック全盛期。さらにBCRがブレイクし、アイドルPOPが花開く一方、オールド・ウェイブを破壊せんとパンクが地下から芽吹き始めていた頃。
音楽界は混沌としていた時期だったように思います。その波が、イスラエルにまで行っていたのかは分かりませんが、何となく時代のゴチャゴチヤ感が反映されているのかもしれませんね。でも、至ってPOPです。何を言ってるか分かりませんが、楽しげです。この感覚は、10ccやパイロットより、セイラーに近いんじゃないでしょうか?
3枚で、この値段はお得!ではありますが、いきなり3枚も・・・、と言う方には、分売もされていますので、まずは73年の「POOGY TALES」から手始めに、どうぞ!因みにそれぞれの評価は、「POOGY TALES」→4、「POOGY IN PITA」→3、「CROWDED IN THE AIR」→3、で、総合が3です!
カケハシさんのページで視聴した瞬間、カートに運んでしまいました。
視聴できたのは、1曲目。イントロのエレピに参りました。ジャンル的には、どうなんやろ?多分ジャズなんかなぁ。でも、アルバムの最後の曲はブルースでした。
とにかく全編にわたって、エレピと飄々とした男性ヴォーカルが、ええ味、出してます。
イスラエルのバンドで、スリーブの文字すら判読できんし、ましてや何を歌っているのかも分かりませんが、ピッキオ・ダル・ポッツォに通じるユーモアのセンスを感じます。こう言いきれるかどうか分かりませんが、分類するなら、カンタベリー派かなぁ。
カケハシさんでないと、こんなバンドには、絶対に出会えませんでしたね。おおきにです。
アルバム冒頭、アコギのイントロからフルート、メロトロンが重なり、その時点で聴く者の心を、グッとわしづかみ!それがわずか2分ほどの曲!アルバムの見事なプロローグとなっています。
続く2曲目も静かなアコギのイントロに導かれて始まります。
シンフォ系とは言っても、大仰なものではなく、アコースティックで柔らかいイメージ、全体的に、アコギ、メロトロン、フルートといった楽器が主体で、そこに若干はかなげにも聞こえる女性ヴォーカルがのっかります。
春の穏やかな日差しの中で、うとうとしながら聴いているといった感じの楽曲が並び、まだまだ寒い冬日を忘れてしまいそうになります。
ストレスを解消してくれるグッド・ミュージックです!
1曲目のイントロが始まった瞬間、にやり!最後まで、頬が緩みっぱなしです。
いい!良すぎる!往年のジェネシスファンは、必聴、必購入ですよ。
なんでこの時代(このアルバムの発売は2008年)に、こんな王道のシンフォが・・・?
耳を疑いたくなるくらいの時代錯誤。アレンジに、音の使い方、楽曲の構成、そして使用楽器。メロトロン、ハモンド(6〜70年代)鳴りまくりやし、さらにヴォコーダー(こいつは80年代)って・・・。
こいつら歳いくつやねん?親の顔が見たいわ!って、きっと親って私の少し上くらいなんやろなぁ・・・。
とは言っても、クリアで粒立ちの良い音、音の奥行きの付け方は現代。単なる懐古趣味に終わっていません。
確かに、本家のジェネシスが、現在、このレベルの「シンフォアルバム」(あくまでシンフォです。フィル・コリンズは今、モータウンやし、ラザフォードはPOPSやし・・・)は、作れんのやないでしょうか。ピーターが戻って来たとしても。
そういう意味でも、貴重なアルバムです。
3rdと言うことですが、1st、2ndは手に入らんやろか?むっちゃ聴きたいです!
さんざん「ジェネシス」「ジェネシス」と言ってきましたが、リッケンバッカー・ベース(だと思う)の音とラインに、少しクリス・スクワイアを感じたりもします。
そう思って聴き直すと、ギターのフレーズにも、同じスティーブでも、ハケットよりハウを感じさせる部分も端々に発見。ひょっとして、このバンド、イエスもかなり好きなんやろか?
北欧シンフォの新進気鋭(2005年デビューやから、まだええよね)バンドが、やってくれました。アルバムのどこをとっても、美メロのオンパレード!よくぞここまで美しいメロディが思いつくもんですね。
アルバムは、タイトル曲のPT.1に始まり、PT.2で幕を下ろします。多分、トータルアルバムの形なんでしょうねぇ。でも、決して大仰なシンフォではありません。POPSファンの方にもお勧めのファンタスティック・ポップ・ロック・アルバムでもあります。
PT.1のイントロで、ハーモニカが出てきます。これはちょっと意外。ハープと言えばブルースやジャズ。通常のブログレなら、ここはフルートでしょう。が、ハープ、効いてます。いいです!
そんな感じで、美メロを活かすための楽器や音の選びもうまいですね。
あと外せない彼らの特徴の一つが、コーラス。これが、アルバム全体の統一感を出してもいます。やはり、根底にはYESがあるんやろなぁ・・・。
しかし、北欧には、フラワー・キングスやカイパ、ウィグワム、アングラガードなど、ええバンドがひしめいてますなぁ。
これ、3rdと言うことで、まだ未聴の1stと2ndも入手せねば!何?売切れ?そらそうやろ。「気になるリスト」に早速、追加しとこ!
1、2曲目とそれ以降とでは、別バンド?というくらい曲調に変化があります。確かに、1、2曲目は絶品。ブログレの視点で見ても、いいとこいってます。しかし、3曲目以降は・・・。う〜ん・・・。3曲目はB級ヘヴィメタル、それ以降はB級ハード。それも、ありきたりすぎで、
さほど聴くべき点はありません。何と言っても、最初に魅了してくれた女性ボーカルがない!これは辛い!3曲目以降で私が、まともに聴けたのは6、8曲目だけでした。
70年代という時代を考えると、楽器の性能、録音状況など、現代とは比べ物になりません。ましてやメジャーでの録音だとは思えないので、アレンジも含め、素晴らしいレベルのものだと思います。それから、マスターテープの保管も悪かったのでしょう(有名バンドやないんで仕方ないですね)、音質は、かなり悪いです。諸々、差し引いて・・・。冒頭の2曲のために投資できるかどうか(正直なとこ、私はその2曲のためでも買って良かったと思うてます)!やっぱり、ブリティッシュ・ロック&ブログレ・マニア!でしょうなぁ。初心者は、要注意です。メインストリームを一通り聴いたうえで、たどり着いてください。
先日、ジェラルド・フリシナというヨーロッパ・ジャズのアーティストのCDを買いました。その中で私が一番気に入った曲を作った人がニール・アダレイでした。
そんなことから、調べてみて、このアルバムに行き着きました。
とりあえず、アルバムとしては初体験になるので、ジャケットもよいし、中古で価格も手ごろでしたので、購入しましたが、聴いてびっくり!
スペーシー、シンセサウンド、とされていますが、ほとんどウェザーリポート。良質のジャズ・ロック・アルバムです。
特に1曲目からつながって始まる2曲目。さむいぼ(大阪弁ですんません、鳥肌のことですが、鳥肌だとなんか感じがかわるんで)出ましたわ。すごくかっこいい!
各楽器がちゃんと仕事をしてるし、それらをまとめあげるニールの手腕に脱帽。
他のアルバムも聴きたくなりました。
解説文とレビューを読んで購入を決めました。
内容は私好みだと感じたものの、いかんせんジャケットが・・・。
冴えん!これじゃB級パンクだ!(決してB級パンクを貶めているのではありません。内容とリンクしなさすぎ、という意味です)
これで、まず購入に二の足を踏みました。
でも何度も、解説文とレビューを読んでみて、
「だまされてもええ!このジャケットと心中したる」思いで購入しました。
良かったです。心中して・・・。
内容は皆さんが書かれているので触れませんが、まさに70年代ブリティシュ・ハードの名盤です。
万人受けはしないかもしれませんがブリティッシュ・ハード好きにはたまらない贈り物です。
ブラジルには、サグラドなど優れたシンフォ・バンドがありますが、このTEMPUS FUGITも大したもの。
97年にこんなバンドがデビューしていたんですね。
プログレ本家の英国でさえベテラン頼みのシンフォ系。新しい芽が南米から生まれるとは嬉しい驚きです。
内容は、他の方も書かれていますが、これぞシンフォ!と、自信を持って言えるもの。
「昔のプログレは良かった」「荘厳な音楽を聴きたい」「南米のプログレって、民族っぽいイメージがあって聴いたことがない」・・・
そんなシンフォ・ファンに、お勧めします。
先入観を捨てて、南米プログレの世界に足を踏み入れてください!
他にも、アルゼンチンのSERU GIRANなんて、すごいバンドも待ってます!
確かにボーカルはロッドそっくり(とはいえ、かなり小粒な印象)。
おかげで、FACESみたいにも聞こえますが、そういうと本家には失礼。FACES似を期待しすぎず、これはこれとして、日本人が主導のブルースロック、ロックンロールを楽しむのが一番。
バランス的には、リーダーだけあって、山内テツのペースがデカイ!ブリブリ言うてます。
桑名晴子のコーラスと森園のギターは流石!素晴らしい。
欲を言えば、森園の歌声が聴きたかった。
個人的にはもっとハードなものを好みますが、この程よきブルースロック・フィールも、たまにはGOODです。
まさに英国でしかできないサウンド。アルバムトップから、POPな走り出し。
だけど、パワー・ポップとは、ちょっと違うんだなぁ。
3曲目は、あえて言うなら10ccに近い世界。
そして続く4曲目はポール・マッカートニーの作曲と言われても納得しそうな曲調です。
そんな風にアルバムは進みます。
全体的にぼんやりと霧がかかった、これぞブリティッシュ・スモーキー・ロック(勝手に名付けていますが・・・)。
B級とか、ニッチとか、よく言われますが、確かにA級ではなく、王道でもありません。
この辺りのバンドを聴くと、10ccやパイロットなどが、いかに「メジャーなブリティッシュ・サウンド」であったかと言うことが思い知らされます。
でも、捨てがたい。きらびやかなPOP、大衆をつかむ馴染みやすさとは、一歩距離を置いた、
この時代、この国でしか生まれなかった、この音を、愛おしく思う。
1961年生まれ。団塊の後追い世代。つまり、ビートルズの現役ではなく、解散後の後追い世代です。 でも、ビートルズのお陰で、さまざまな音楽に魅せられてきました。良く聴くジャンルは、プログレ、ブルーズ・ロック、ハード・ロック、ポップス、フォーク、歌謡曲、ラテン・・・。んー、分別なしです
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