ドイツの古城をバンド名に据えたシンフォニック・ロックグループの79年作。いわゆるGENESISフォロワーの中でもその徹底したサウンドメイクで評価を得たグループであり、初期、中期GENESISの音楽性を堅実に継承しています。ボーカルはPeter Gabrielそっくりのしゃがれ声でシアトリカルな歌い回しを聴かせ、のどかな田園風景を想起させるような12弦ギターのファンタジックな調べはまさに黄金期GENESISそのもの。そこに厚みのあるシンフォニックなキーボードが加わると、ジャーマン・シンフォニック・ロック独特の音の深み、そしてブリティッシュとはまた質感の違うロマン派の翳りが見える、素晴らしい作品です。
ベルギーを代表するシンフォニック・ロック・グループ、78年作
カナダはケベック出身のシンフォ・グループ、02年作、ずばり傑作!
中東バーレーン出身のグループ、84年作2nd、ジェネシスやキャメル直系の哀愁溢れるシンフォニック・ロック
まさかニュージーランドにこれほどまでのプログレ・ハードが生まれていたとは!ジェネシスを受け継ぎつつも何とも奇天烈な迷盤!
ジェネシスやキャメル影響下のフランスのバンド、79年作2nd、叙情的なユーロ・ロック名作
叙情派ジャーマン・シンフォの名グループ、キャッチーかつ優美なメロディーメイクが光る80年リリース2nd
ジャーマン・シンフォの名バンド、77年リリースの4th
ドイツ、77年のシンフォニックな自主制作名盤で知られる彼らが95年に発表した2nd
83年作、キャメルやジェネシスのファンは必聴と言えるジャーマン・シンフォの名作
「城にまつわるアルバム」〜今週の『カケレコのロック探求日誌』PLUS〜
4月6日の「城の日」にちなんで、城にまつわるアルバムをピックアップ!Facebookでの作品にプラスしてご紹介します。
中古棚に眠っている名作を掘り起こして再びスポットを当てることを使命とするカケレコ中古棚探検隊!今回はジャーマン・シンフォを掘り起こします☆
『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜「ジェネシスそっくりバンド大集合!」〜
古今東西、GENESISが好きすぎるあまりそっくりになってしまった(!?)愛すべきGENESISフォロワーたちをご紹介してまいります!
舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第七回 NEUSCHWANSTEIN『BATTLEMENT』(ドイツ)
コラム「そしてロックで泣け!」が好評だった音楽ライター舩曳将仁氏による、新連載コラム「世界のジャケ写から」。世界のプログレ作品より魅力的なジャケットを取り上げ、アーティストと作品、楽曲の魅力に迫ってまいります。
【ユーロロック周遊日記】初期GENESISフォロワーの決定盤!ジャーマン・シンフォ・グループNEUSCHWANSTEINの79年作『BATTLEMENT』
毎回ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。今回は、世界中に星の数ほど存在するGENESISフォロワーの中でも特に完成度/再現度の高い名作として語られてきた、ジャーマン・シンフォ・グループNEUSCHWANSTEINの当時としては唯一作『BATTLEMENT』をピックアップいたしましょう。
ジャーマン・シンフォニック・ロック特集 - プロテスタントの敬虔主義が息づくドイツならではのシンフォニック・ロック -
プロテスタントの敬虔主義をベースにして生まれた職人的ストイシズムと人間の感情にフォーカスしたロマン主義が息づくドイツで生まれた、器楽的に繊細でいてファンタスティックなリリシズムに溢れたジャーマン・シンフォニック・ロックを特集!
EXM026(EXPLORE RIGHTS MANAGEMENT)
デジタル・リマスター、ソーニャ・クリスティーナによる英語ナレーションへの差し替えが施された22年盤!
これはフルート好きにはたまらん一枚ですな。「不思議の国のアリス」を題材にクラシカルな気品たっぷりの音世界が繰り広げられる、ロマン派ジャーマン・シンフォの傑作!
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
ジャーマン・シンフォニック佳作(9 拍手)
0321PROGさん レビューをすべて見る
79年の唯一作。
バンド名はルートヴィヒ2世によって建設された城の名前から取った
ものと思われます。
いわゆるGenesisフォロワーでボーカリストはPeter Gabrielの影響を
モロに受けたお約束のしゃがれ英語スタイルです。
12弦ギター、フルート、リコーダーが牧歌的なサウンドを演出しており、
各種ヴィンテージキーボードがドイツらしい霧がかったロマンティシズムを
うまく表現しています。
日本人好み(2 拍手)
普段はメタルさん レビューをすべて見る
線の細さは感じられるが、シンフォ系ファンには受け入れOKの音ではないでしょうか。
「月影」辺りのGENESISを引き合いに出して、オススメしたいな、と。
愛すべき最初のジェネシス・クローン(2 拍手)
ike333さん レビューをすべて見る
時は79年、パンクを拒否していた自分はThe Police聴くか、BrufordやUKといっ た新たなプログレを追いかけていた時代で、初期GenesisサウンドはS.Hackett以外は無かったと思っていました。しかし、独にはNovalisが、そのままSelling Englandを演じてしまった様な、こんなアルバムがあったんですね。リアルタイムには全く気づかず、80年代以降のテラッとしたポンプも聴いてしまった後に、こうした70年代の香りプンプンのジェネシス・クローンを聴くとかえって新鮮。専任Voが、もう少し芸達者か声量の持ち主だったら良かったのに。なお、本CDは、92年にリミックスされたもの。