チャーリー・ガルシア率いるアルゼンチン・ロック・グループ。77年作の2nd。前作での穏やかで美しいメロディーはそのままに、ジャズ、フュージョン色が増し、より洗練されたテクニカルなアンサンブルが楽しめる作品。弦楽アレンジの大胆な導入によりリリカルなメロディーの魅力も最大限に引き出されています。演奏の切れはさすがで、静と動の部分のメリハリが強調された結果、完成度は増した印象。前作と並び、アルゼンチン・ロックを代表する傑作。
SERU GIRAN/GRASA DE LAS CAPITALES(LA GRASA DE LAS CAPITALES)
天才チャーリー・ガルシア率いるアルゼンチン・ロックの代表的グループ、ラテン・フュージョン色が強まった79年作2nd
1,890円(税込2,079円)
70年発表、プログレと言えばこのジャケ!A面の大作、B面の小曲集ともに美しく気品ある佇まいの名曲で固められた傑作
4,190円(税込4,609円)
【タイトル追加】春に聴く、伸びやかフュージョン・プログレ探求!
春の陽気の中で楽しみたい、伸びやかな聴き心地の良さが魅力のフュージョン・プログレを各国からセレクト!
洋風料理店のBGMに使えるプログレ作品を世界各国からセレクトしました☆
鍵盤楽器の王道ピアノが大活躍するプログレを世界各国からピックアップしました!
イタリアン・ロック好きにおすすめしたい中南米プログレ・セレクション!
イタリアン・プログレ好きの方の琴線にきっと触れるのが中南米のプログレ。厳選してピックアップいたします☆
ジェネシス『月影の騎士』から出発する、つややかに疾走するシンセサイザーが楽しめるプログレ探求☆
ジェネシス『月影の騎士』を出発点に、つややかなシンセサイザーの音色に胸打たれるプログレを探求!
ハッピー・ザ・マン『クラフティー・ハンズ』から出発する、煌びやかなシンセサイザー・サウンドが楽しめるプログレ探求!
ハッピーザ・マンの煌びやかなシンセワークに魅せられた方には、こちらの作品もおすすめ!
SUI GENERIS特集 - アルゼンチンの至宝チャーリー・ガルシアの若き才能溢れる名グループ
アルゼンチンの至宝と言える名ミュージシャンのチャーリー・ガルシアがシーンにデビューしたデュオであり、軍事独裁政権による弾圧の中、若者の「代弁者」として支持を集め、75年のラスト・ライヴでは数万人の観客を集めてアルゼンチン・ロック・シーンの「伝説」となったグループ、SUI GENERISを特集。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
南米の軽やかなクロスオーバーシンフォニック名盤(9 拍手)
0321PROGさん レビューをすべて見る
77年作2nd
Charly Garciaが指揮を取る南米のシンフォニックロックグループ。
まずバッタバタの1stからの変化に驚きます。
この2ndは南米らしい甘い雰囲気を大切にしたジャズロック、そして
クロスオーバー色も感じさせる軽やかなバンドアンサンブルが魅力。
小気味良いリズムセクションの上を、エレピのきらびやかな音や
アナログシンセが彩り、ツインキーボードの利点をフル活用。
極上の歌メロが響くと南米らしい甘いシンフォニックさも加味され、
思わず聴き入ってしまいます。
南米はイタリアなどと同様に、コテコテで熱さ勝負なネオプログレ風の
バンドが多いのですが、こういった適度な爽やかさを残したグループ
こそ語り継がれていくべきだと思います。
いやはや南米熱いですね。。。(2 拍手)
二代目g.o.dさん レビューをすべて見る
南米はアルゼンチンの才人、チャーリー・ガルシア率いるプログレバンドの2nd。いかにも南米らしいリリカルで情感豊かなメロディを繊細なボーカルが歌い上げ、馬鹿テクのリズム隊の変拍子や高速ユニゾンに乗せて、様々な音使いが素晴らしいキーボード、それらの楽器と軽やかに滑っていくように鳴るギター、といかにもプログレらしいが、そのいかついプログレ色をあまり感じさせないのがこのバンドのすごいところ。BGMにもなるしロックとして仰天もさせられるのだ。YESとか好きな人は是非。
好みでなくて(1 拍手)
じゃ、見ろクワイ(笑)さん レビューをすべて見る
演奏も曲想も悪くないものの、アルゼンチンのロックにありがちのTHE BEATLESに砂糖とシロップをかけたようなおそろしく甘ったるいヴォーカルが受け付けません。
この近辺はハズレないな(笑)(1 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
南米モノは、私は全然知識ありません。むか〜し オ・テルソが発見?された時、少しだけ手を出しただけ。
最近 ALAS とか聴いて「う〜ん、なかなかやるな!」と反省した次第です。
SERU GILAN もそうですけど、重さというか窮屈な緊張感がまったくない。
吹っ切れてる、抜けがイイ・・・語彙不足で知識貧困な私はうまく表現できません。
ただひとつだけ言えるのは、やっぱりリズム・セクションがしっかりしていてメロが良くなきゃダメ、ということでしょうか。
イイ曲は淘汰されない、必ず受け継がれていく、はずですね。