191924625605(VOID CONTACT) 【2018年発売CD】
CD-R。
SUPERTRAMPやSTYXやELOやPILOTが好き?なら、このバンドも要チェック!ビートリッシュなメロディや気品たっぷりの管弦楽器アレンジがどこまでも瑞々しい、米プログレ・ポップ18年作!
80年代半ばに結成された米国プログレ/パワー・ポップ・ユニット、13年の再結成後2作目となる18年作。影響を受けたバンドにSTYX、SUPERTRAMP、RUSH、YESにGENESIS、そしてBILLY JOELやJERRYFISHを挙げている通り、70年代の英米プログレ&ポップスから90年代パワー・ポップまでのエッセンスを混ぜ合わせた瑞々しくアイディア豊富なサウンドが特徴。本作では前15年作に比べややモダンなサウンド・メイクになった印象ですが、70年代英国ポップ好きの琴線に触れる精巧な職人的アレンジは前作を凌駕する出来。歌心溢れるヴォーカル、QUEENみたいにメロディアスなコーラスやギター、フォーキーなアコギに煌びやかなシンセ。瑞々しくエネルギッシュなパワー・ポップをベースとしつつ、ヴァイオリンやチェロやクラリネットといった管弦楽器もふんだんに配し、ビートルズやレフト・バンクを思わせる気品いっぱいのバロック・ポップからELOやPILOTのようなシンフォニック・テイストまで幅の広いサウンドを演出しています。さらに若々しさ溢れるギターオリエンテッドなナンバーあったかと思えばエレピをフィーチャーした洒脱なナンバーがあったり、サックスや女性コーラスを取り入れたジャジーでバブリー!?なナンバーが飛び出したりと、曲ごとにクルクルと表情を変えていくサウンドの引き出しの多さは特筆モノ。近代的な要素もありつつ、緻密に練り上げられた暖かみあるアンサンブルは70年代プログレ・ポップやニッチ・ポップ・ファンの心を間違いなく揺らします。これは名作!
ラズベリーズから出発!キャッチーなメロディと気持ちいいハーモニーが広がる米パワー・ポップ作をピックアップ♪
キャッチーなメロディと気持ちいハーモニーが広がる米パワー・ポップ作をピックアップいたします。
「PROG FEST Online」で紹介されたカケレコ推しの3枚&2020年ベスト10!
12月19日開催の「PROG FEST Online」で紹介された、カケレコの「推しの3枚」&スタッフ選出の2020年ベスト10がコチラ!!
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スタッフ厳選☆今週の3枚!!〜GONGを受け継ぐロシア新鋭VESPEROや伊プログレの雄IL BALLETTO DI BRONZOのライヴ盤などをご紹介!
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魅力的なモダン・ポップ/ニッチ・ポップを聴かせるのは何も英国のバンドばかりではありません。英国勢を手本として時にその国ならではの要素も組み入れた、各国のモダン・ポップ/ニッチ・ポップを見てまいりたいと思います♪
秋晴れにぴったりの英ポップ、キャッチーなプログレをセレクト!
気持ちのいい秋の空にぴったりのニッチ・ポップやキャッチーなプログレを世界中からピックアップ!
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1stといっしょにオーダーしといて正解(7 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
パワーポップとかギターポップといった表現は相応しくない。なんだろね?これ。
管がお洒落な曲もあれば、弦楽器が彩った室内楽風の曲もある。それでいてめちゃくちゃポップなんだから。懐かしさと斬新さの同居といった趣。
1stを2回連続聴いて唸って、この2ndも3回連続聴いて、たっぷりと堪能した後にもう一回1stから聴き直すか…といった感覚。これって「いったいこの衆何者なんだ?」といった探究心から湧き出るモノなんだろかね?
個人的には5曲目"Picnic"のメロが耳から離れない。STYXとジェリーフィッシュのギャップを埋める、って感じかな。
今年知った新鋭でいちばんです。