MEMORIANCE/L'ECUME DES JOURSE: D'APRES BORIS VIAN
ジェネシスやキャメル影響下のフランスのバンド、79年作2nd、叙情的なユーロ・ロック名作
2,590円(税込2,849円)
CELESTE/PRINCIPE DI UN GIORNO - DEFINITIVE EDITION
メロトロン溢れる76年の名作で知られるイタリアン・ロック・グループ、76年作の全7曲に未発表音源を含む9曲を追加した2020年編集アルバム
2,590円(税込2,849円)
美しさ、クールさ、遊び心を併せ持つ、北欧はフィンランドの名作たちを特集いたします♪
「世界のキング・クリムゾン」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
0月10日はキング・クリムゾン『クリムゾン・キングの宮殿』が英国でリリースされてからちょうど50年!今週のカケレコFBでは「世界のキング・クリムゾン」というテーマでアルバムをご紹介してまいりました。
カケレコ一押しの70's北欧産プログレ作品をセレクト!
2019年上半期に入荷したイチオシ新作&リイシューCDを一挙ご紹介!
19年上半期に人気を集めた新作&リイシューCDを、【新作部門】と【リイシュー部門】に分けてTOP10でご紹介してまいります。この半年で人気を集めたのはどんな作品でしょうか!?
クリムゾン『宮殿』を思わせるような、スリリングで強靭で熱気あふれるサックス…。そんなサックスをフィーチャーしたプログレを集めてみました!
非ジャズ・ロックなプログレ作品を中心にサックスをフィーチャーした名作たちをご紹介してまいりましょう!
【ユーロロック周遊日記】フィンランド・プログレ黎明期の名作HAIKARAの72年1st『HAIKARA』
一日一枚ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。本日は、WIGWAMらとともにフィンランド・プログレの最初期より活動したバンド、HAIKARAの72年デビュー作『HAIKARA』をピックアップいたしましょう。
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不気味なジャケットに反して、おどろおどろしさは全くない(4 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
ジャケ写を見て思い出し、久しぶりに引っ張り出してきた。
ユーロ・ファンの間では名盤として知られているアルバムと紹介されていたが、この不気味なジャケットになかなか手が伸びなかった。
ところが、イメージに反しておどろおどろしいところは全くなく、1〜2曲目はストレートな演奏だが、ジャズ・ロックやチェンバー・ロックのような要素もあり、管楽器も加えた熱い演奏を聴かせている。
しかし、3曲目はピアノと弦楽器による演奏に女性コーラスが加わるクラシカルな小曲、4曲目はイタリアの歌物のような叙情性をもったヴォーカル曲、そしてラストは14分近い大曲と各曲の方向性は必ずしも統一されていない。
プログレ・ファンとしては、やはりラストの大曲がハイライトで、ピアノ演奏により静かに始まり、冒頭曲のような熱い演奏へと展開して行く。
リズム隊がしっかりしていることもあり、管楽器が入るとジャズ・ロックっぽくなるのだが、弦楽器が挿入されると一転してクラシカルになり、ギターがメインになるとロック色が強くなる。
私の持っているCDは再発盤なのでボーナス4曲が入っているおり、76年と79年のクレジットになっている。
本編のような泥臭さや熱量は感じられないが、その分洗練された演奏を聞かせていて、こちらも良い。