ECLEC2334(ESOTERIC)
デジタル・リマスター。
元クリームの天才ベーシストのジャック・ブルース、米ハード・ロックの雄マウンテンのギタリストのレスリー・ウェストによるスーパー・トリオ。リリース時は高く評価されなかったようですが、ツェッペリンやジェフ・ベック・グループとタメを張れる重量級ハードの名作ですよ!
元クリームの天才ベーシスト、ジャック・ブルースが米ハード・ロックの雄、マウンテンのギタリスト、レスリー・ウェストとドラマーのコーキー・レイングと組んだスーパー・トリオ。72年のデビュー作。中域寄りのコシのあるギターがヌケの良いギター・リフを弾き、ジャックのベースがブイブイと動き回る!レスリーの太くエネルギッシュなシャウト・ヴォーカルも悶絶ものです。リリース時は高く評価されなかったようですが、トリオらしいソリッドなサウンドは相当にカッコ良いです!ツェッペリンやジェフ・ベック・グループとタメを張れる重量級ハードの名作!
HUMBLE PIE/ROCKIN' THE FILLMORE
71年リリースのライヴ・アルバム、ドクター・ジョン「I Walk On Gilded Splinters」の23分を超えるカバーは圧巻!
440円(税込484円)
最小単位だからこそ各楽器が最大級にぶつかり合うハード・ロック・トリオ、通称「パワー・トリオ」。そんなトリオ編成による名盤をピックアップ!
「音楽歳時記」 第六十一回 2月5日 プロ野球の日 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
英米混成のバンドによる名作の数々を探求してまいります!
壮大なハード・ロック!?〜管弦楽器やメロトロンを取り入れたドラマチックなハード作品をセレクト!
管弦楽器、メロトロン、オーケストラ・・・ハード・ロックながらもプログレ並のスケール感を誇る壮大な作品を選んでみました。
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ジャック・ブルースのマウンテン好きが高じた参加(6 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
レスリー・ウエストの元気のよい多彩なギターと、ジャック・ブルースの作曲編曲が融合し、ヘビーロックの典型になっています。ジャック・ブルースという人は面白くて、常にジャズとヘビーロックを行ったり来たりしています。職人かたぎのようなベース・プレイヤーなのに、安住せずユーザーと近いところで評価に身をさらすためでしょうか。彼の深く重い曲調は、マウンテンと違う魅力をこのユニットに与えています。ベーシストとしてもこの作品での演奏は突出しています。終始リードしていくのは彼のベースラインです。3. The Doctor をお聞きください。
5. Third Degree は、クリームのアルバムに収録されていてもおかしくありません。ウエストの艶のあるソロがなかなかよいです。9. Love Is Worth the Blues は、ブラック・サバスも青くなるほどの暗黒なブルーズ。レイングのビートに、伸びのあるギターとベースが一体となって攻めてくるようです。70年代のヘビーロックを好きな人にはこたえられないでしょう。