2022年4月5日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
スタッフ佐藤です。
今日は「英米混成グループ」の作品をピックアップ。
国境を越えたスーパー・グループから隠れた好グループまで、幅広く取り上げてまいりましょう♪
まずは、直近にリイシューされたこの人気タイトルをご紹介!
英米から3人づつ計6人のグループってまるでフォリナーみたいですが、サウンドの方はフリートウッド・マック『噂』が好きな方に直撃しそうな米憧憬と英国的気品がいい塩梅なポップ・ロック。
名手ティム・レンウィックも良いギター弾いてます♪
それじゃあ話題に上ったところでこのグループにもご登場願いましょ~。
先日惜しくもこの世を去った元クリムゾンのIan McDonald、IFのドラマーDennis Elliott、そしてカケレコでも人気のバンドBLACK SHEEPで歌っていたLou Grammらが集結した英米混成バンドの代名詞!
どことな~くクリムゾン1stの香りが漂う気がしないでもないこの曲の重厚なドラマティックさは必聴!
ハード・ロック史上で有名なグループならこちらかな?
元クリームの天才ベーシストのジャック・ブルース、米ハード・ロックの雄マウンテンのレスリー・ウェスト&コーキー・レイングによるスーパー・トリオ。
リリース時は高く評価されなかったようですが、これはツェッペリンとタメを張れる重量級ハードの名作ですよ!
元YESのTony Kayeとカリスマ性みなぎるヴォーカリストMichael De Barresを擁しジミー・ペイジによって送り出された英米混成ハード・ロック・バンド!
Barres自身が「俺たちのベスト・アルバム」と表現する、78年に収録したプロモ用ライブ音源!
ジミヘンがプロデュースで、あのアーニー・グレアムがヴォーカル!?
しかもロバート・ワイアットとノエル・レディングがゲスト参加ってこりゃマジカル!
クラプトンを驚愕させたホワイト・ブルース最高のギタリストと言えばMike Bloomfieldですよね。
彼が中心となって70年代中期に結成したスーパー・グループがこちら。メンバーにはFAMILY~BLIND FAITHのベースRich Grech、CACTUS~BB&AのCarmine Appice、後にAORシーンで活躍するヴォーカリストRay Kennedyらが名を連ねます。
このアルバム、きっと『スローハンド』に与えた影響も小さくないはず!
物凄い豪華メンバー参加のスーパーセッション作!エリック・クラプトンにジェフ・ベックにトッド・ラングレンにキース・エマーソンにドクター・ジョンにリンダ・ロンシュタットに…まだまだ居て書ききれぬ!
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名ギタリストMike Bloomfield、FAMILY〜BLIND FAITHのベースRich Grech、CACTUS〜BB&AのCarmine Appice、後にAORシーンで活躍するヴォーカルRay Kennedyなどによるスーパー・グループ。76年作。Mike Bloomfieldのエモーショナルなギターが冴え渡るブルージーな楽曲、Ray Kennedyのソウルフルな歌声が光るバラード、熟練の旨みが凝縮されたレイドバックした楽曲など、さすがの芳醇なアンサンブルが素晴らしい佳曲ぞろい。名作です。
JIMI HENDRIXがプロデュースを手掛け、自身もリード・ギターで参加したサイケデリック・ビート・ポップ・サイケな問題作!?あのERNIE GRAHAMがヴォーカリストとして在籍、ROBERT WYATT、NOEL REDDINGもゲストで参加!と英米サイケ・ロック人脈が妙な顔ぶれで集まってしまった68年作!ERNIE GRAHAMのいなたい英スワンプ作品をビート・バンド化させてサイケデリックなコーラス&サウンド・プロダクションを施したかのような、一枚で何度でも美味しい英米ブルース・サイケ/ビートのミラクルな玉手箱!これは絶対に外しませんよっ!」
69年に録音され、73年に2枚組でリリースされたスーパー・セッション・アルバム。何と言っても参加メンバーがびっくりするほど豪華!エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、トッド・ラングレン、キース・エマーソン、ドクター・ジョン、ミッチ・ミッチェル、ハーヴェイ・マンデル、リンダ・ロンシュタット、バーニー・レドン、デラニー・ブラムレットなどなど、英米超豪華メンバーの揃い踏み。演奏もさすがの切れ味。ロック・ファンは文句無しに楽しめる好企画盤です。
Tim Renwick(g)、Henry Spinetti(dr)、Dave Markee(b)ら英国ロック屈指のセッションマン達が、Tim Gorman(key)、Bill Lamb(g&vo)、Kelly Harland(org&vo)ら米国のミュージシャンと結成した英米混成グループによる79年1st。男女ヴォーカルを据え、フォーク/カントリー・タッチやウエストコースト・テイストを取り入つつ英国的な気品も感じさせるポップ・ロックは、『Rumours』前後のFLEETWOOD MACを思わせます。Tim Renwickの柔らかな哀愁を帯びた絶品ギター、タイトに刻む職人肌なリズム・セクションと英国の腕利き達によるアンサンブルもさすがですが、Tim Gormanの流麗なピアノやKelly Harlandの味わいあるオルガンも出色で、6人が一体となってまとまりある演奏を聴かせているのが素晴らしい。70年代中期以降のFLEETWOOD MACファンならきっと気に入ると思います。
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