紙ジャケット仕様、04年リマスター、ボーナス・トラック2曲、定価2039+税。
女性ヴォーカルのダッチ・プログレ・グループと言えば?オルガンやフルートの叙情性は、くすんだ色合いのロジャー・ディーン・ジャケ通りの雰囲気だなぁ。
オランダを代表するプログレ・グループ。70年のデビュー作。引きずるようなハードなギター・リフに、くすんだオルガンや叙情的なフルートが絡む荘厳なアンサンブルが聴き所。哀愁溢れるメロディ、存在感抜群の女性Voも特筆もの。当時日本でもヒットした「Seasons」収録。
EARTH & FIRE/SONG OF THE MARCHING CHILDREN
オランダ出身、一気にプログレ度を増した2nd、メロトロンが溢れる荘厳な名作、71年作
1,390円(税込1,529円)
72年発表、「英フォーク三種の神器」の一つ、ツイン・フィメール・ヴォーカルが美しいブリティッシュ・フォーク・ロックの傑作!
1,290円(税込1,419円)
ロキシー・ミュージックのフィル・マンザネラと、ディス・ヒートを結成するドラマー、チャールズ・ヘイワードを中心とするグループ、75年リリースのカンタベリー・ロック名盤!
830円(税込913円)
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. ワイルド・アンド・エキサイティング |
2. トワイライト・ドリーマー |
3. ルビーは俺のもの |
4. ユー・ノウ・ザ・ウェイ |
5. ヴィヴィッド・シェイディ・ランド |
6. 21世紀のショウ |
7. シーズン |
8. ラヴ・クウィヴァーズ |
9. ホワッツ・ユア・ネーム |
10. 霧のパラダイス |
11. メカニカル・ラヴァー |
音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。70年代初頭に日本でヒットを飛ばした2つのグループについて深く掘り下げてまいります。
ダッチ・プログレ特集 〜商業の合理主義とプロテスタンティズムの敬虔主義が息づくオランダ生まれのプログレ名品選
オランダならではの端正でいて素朴な人情味にも溢れたメロディアスなプログレッシヴ・ロック名作をセレクトいたしましょう。フォーカスの他にも愛すべきグループがたくさん居ますね。
【ユーロロック周遊日記】オランダ産プログレバンドEARTH & FIREによる名曲「SEASONS」を含む70年1st『EARTH & FIRE』
一日一枚ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。本日は、オランダ産プログレ/ポップ・バンドEARTH & FIREによる、日本でもチャートの上位をマークした名曲「SEASONS」を含む70年デビュー作『EARTH & FIRE』をピックアップいたしましょう。
芸術の秋!プログレの秋!
くすんだトーンのオルガンが描く幻想的なオルガン・プログレを世界中から選りすぐってご紹介いたしましょう。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
PROCOL HARUMの「青い影」に通ずるような美しいオルガンの調べ、これでもかと泣きまくるギター、柔らかなフルート、そして幻想的なメロトロン。圧倒的に叙情性溢れるアンサンブルはただただ涙するしかありません。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり
PROCOL HARUMの「青い影」に通ずるような美しいオルガンの調べ、これでもかと泣きまくるギター、柔らかなフルート、そして幻想的なメロトロン。圧倒的に叙情性溢れるアンサンブルはただただ涙するしかありません。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
PROCOL HARUMの「青い影」に通ずるような美しいオルガンの調べ、これでもかと泣きまくるギター、柔らかなフルート、そして幻想的なメロトロン。圧倒的に叙情性溢れるアンサンブルはただただ涙するしかありません。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
オランダで女性ヴォーカルで叙情派プログレと言えば、このバンドでしょう!必殺の泣きのギター、幻想的なメロトロン、ファンタスティックなフルートの洪水。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
The Best Progressive Rock Band from Netherland!!(2 拍手)
ひろきさんさん レビューをすべて見る
Earth & Fire はEath Wind & Fireと度々混同されることがありますが音楽性は全く異なります。カケレコさんが得意とするニッチ&ディープという点ではEarth & Fireこそ、最も再評価されるべきバンドです。
この当時、Dutch rockというネーミングでマスコミは取り上げていました。Shocking Blueの"Venus"が日本で大ヒットしたこともあってオランダからのrock musicは注目されていました。そこに現れたのが、Earth & Fireというわけです。Shocking Blueと共通するのは女性ボーカリストの存在で、Jerney Kaagmanさんの迫力ある歌唱法に初めて触れた時、度肝を抜かれたのを思い出します。オランダといえば、誰でもすぐに思い浮かべるのはGolden Earringですが、どういうわけか彼らが日本で紹介されることはなかったように思います。当然、レコードの発売も皆無でした。
この頃はシングル盤志向のリスナーが大半で、日本でも、"Seasons"が発売され話題を呼びました。まずメロディが日本人ごのみであることが挙げられます。イントロはAmで始まりますが、ボーカルが入るとDmに変わります。B♭, C, Dmの流れはヒット曲の定番です。しかもC, Dm, F, C, Gm, Dmの流れでエンディングにもっていきfadeoutする手法は当時では本当に斬新でした。気になって調べてみると作者は、Golden EarringのG. Kooymansさんでした。これ以外にも強力な作品、"Ruby Is The One", "Hazy Paradise", " Wild And Exciting"が含まれており、それ以外にも全く駄作は見当たりません。大推薦のアルバムです。
原盤のアルバムデザインはグループ写真で全く普通ですが、このNepenthaから再発されたジャケットのほうがインパクトがあり好まれています。この後も彼らはprogressiveで内容の濃い作品を発表し続けていきます。
ところが、所謂「ディスコブーム」が到来することによって彼らの音楽性は激変してしまいます。最大のヒット曲、"Weekend"はおそらく多くの人が違和感を覚えるかもしれません。演奏技術はもともと高いグループであったので過去を知らない人にとっては何も感じないと思いますが、やはりコマーシャリズムの影響を大きく受けていると感じてしまいます。コアなマニアはそれでも彼らの音楽からは離れられないと思いますが。 Good old days!