PRIVATECDPRODUCTION661(PRIVATE CD PRODUCTION) 【2009年発売CD】
デジパック仕様。
けたたましいオルガンと沈みこむようにヘヴィなギターによるユニゾン・リフのカッコ良さときたら!ユーライア・ヒープのファンは悶絶必至のジャーマン・ハード名品!
ジャーマン・オルガン・ハード、70年作1st。2ndで有名ですが、本作もなかなか魅力的。荘厳なオルガンとヘヴィなギターによる重厚なオルガン・ハードが基本ですが、叙情的なアコギや幻想的なフルートによるパートなど、2ndへとつながるリリシズムを感じさせます。コテコテと言えるほど濃厚な哀愁が聴き所。
GENTLE GIANT/ACQUIRING THE TASTE
実験精神あふれる趣向を凝らしたアイデアの数々を技巧的なアンサンブルで描き出す、初期GGの持ち味が発揮された71年2nd
490円(税込539円)
FRUMPYのKey奏者による72年ソロ、芳醇な香りの絶品オルガン・ハード盤!
EL&Pも真っ青!破天荒なジャーマン・オルガン・ハード!72年発表のスタジオ唯一作
ジャーマン・オルガン・ハード屈指の傑作と言える70年デビュー作、アフィニティやベーブ・ルースのファンは必聴!
舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第三十回 WIND『MORNING』(ドイツ)
コラム「そしてロックで泣け!」が好評だった音楽ライター舩曳将仁氏による、新連載コラム「世界のジャケ写から」。世界のプログレ作品より魅力的なジャケットを取り上げ、アーティストと作品、楽曲の魅力に迫ってまいります。
なにかとバタバタしがちな年末にぴったりの、「荘厳かつなんだかせわしない」ジャーマン・オルガン・ハードをご紹介いたします。
夏、秋、冬とお送りしてきた季節別プログレセレクション。今回は、春を感じさせるプログレ作品をセレクションしてまいりますよ。
くすんだトーンのオルガンが描く幻想的なオルガン・プログレを世界中から選りすぐってご紹介いたしましょう。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
英国モノにも通じるハートフルで牧歌的なメロディ、ヨーロピアンなバロック・テイスト、そして時おり顔を見せるジャーマンらしいサイケデリック感。メルヒェンの世界に入り込んだような気分が味わえる好盤ですよね。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
英国モノにも通じるハートフルで牧歌的なメロディ、ヨーロピアンなバロック・テイスト、そして時おり顔を見せるジャーマンらしいサイケデリック感。メルヒェンの世界に入り込んだような気分が味わえる好盤ですよね。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
最高峰のドラマチック・ハードを体験したいなら「これ」(4 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
もう、この1曲目を知っていることだけで「人生の勝利者」と思えてしまうぐらいのインパクトです。
圧倒的音圧でたたみかけてくる歪んだオルガン、ギターに対抗するのは人生の不条理を一手に背負ったようなシャウトとコーラス。
犯人に仕立て上げられた主人公に無慈悲な有罪判決、「わたしは無実だ」と叫ぶドラマのバックにこれほど似合う曲はありません。
4.DearLittleFriendも、ユーライア・ヒープ初期並みの重い曲。5.RedMorningbirdは、渋いマカロニ・ウェスタンのサントラを連想させる導入から一転、全演奏者が一丸となってなだれ込んでいく中間部では、鳥肌をこらえることができません。曲が終わった後は、虚脱感でいっぱいになります。
蛇足ですが、メンバーのルックスは全員レスリー・ウエストなので気にしないほうがよいでしょう。