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歓喜の時

クエラ・ヴェッキア・ロカンダ

ERC32007() 【88年発売CD】

EDISON旧規格、定価3360。

評価:40 1件のレビュー

ヴァイオリンが放つクラシカルな格調高さはニュートロルスの名作『コンチェルト・グロッソ』をも上回る!?溢れんばかりの濃厚なイタリア叙情にノックアウト必至〜!

74年作、クラシックの豊かな素養を発揮する美麗ヴァイオリンをフィーチャーした、イタリアン・クラシカル・ロックを代表する傑作!

専任ヴァイオリン奏者を擁するイタリアン・シンフォニック・ロックバンドの74年2nd。ヴァイオリン奏者がClaudio Giliceに交代しベーシストにはRITRATTO DI DORIAN GRAYのMassimo Giorgiが参加した本作は、前作のクラシカルな音楽性に更なる磨きをかけたシンフォニック・ロックであり、ヴァイオリンやピアノが先導する優美なシンフォニック・ロック、バロック調のへヴィー・プログレ、アコースティック・ギターやフルートによるイタリア然とした叙情など、ジャズやハード・ロックを巧みに取り込みつつも、前作よりもセクションごとに整理された音楽性を開拓。イタリアン・クラシカル・ロックの名盤です。

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    状態: | 良好 | 並 | 不良 |

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評価:4 多彩な曲が揃ったイタリアン・ロック屈指の1枚(3 拍手)

yes_90125さん レビューをすべて見る

74年にリリースされたイタリアン・ロック屈指の1枚と言われるアルバム。
クラシカルな演奏のピアノを中心にヴァイオリンやフルートを加えた正統的なクラシカル・ロックで、70年代イタリアのバンドらしいヴォーカルやハーモニー、そして合唱のようなコーラスなどが紡ぎあげる哀愁はNEW TROLLSの「CONCERTO GROSSO」にも通じる。
作品としての統一性はあるが、収録されている曲のタイプは意外に多彩で、即興性が強い4曲目「Un Giorno, Un Amico」や、一転して幻想的で闇の部分に突入していく5曲目「E Accaduto Una Notte」など、特に後半が聴きどころかもしれない。
このアルバムも、イタリアン・ロックを語る上では欠かすことが出来ない1枚だろうと思う。

ナイスレビューですね!