BVCM37766(88697021842)(BMGファンハウス) 【2006年発売CD】
廃盤希少!紙ジャケット仕様、K2 24bitマスタリング、内袋付仕様、定価2200+税。
PIERRE MOERLEN'S GONG、81年作。煌びやかなジャズ・ロック/フュージョン・サウンドが冴えわたる秀作!
アリスタでの最終作。81年作。ピエール・モエルランを中心にハンスフォード・ロウ、ボン・ロザガ、フランソワ・コースの4人編成による煌びやかなジャズ・ロック・サウンドが冴える秀作。タイトル曲は17分にも及ぶ大作。
PIERRE MOERLEN'S GONG『DOWNWIND』を起点に、流麗なヴィブラフォンが楽しめる作品をセレクト。
10/23はGONGで活躍したパーカッション奏者ピエール・モエルランのお誕生日!それにちなんで、ヴィブラフォンの音色をフィーチャーした作品を探求。
フランスが誇る名ヴァイオリニストDidier Lockwoodの参加作品を探求!
名手Jean Luc Pontyにも匹敵するフランスの偉大なヴァイオリニストDidier Lockwoodの名演を振り返ってまいります。
【タイトル追加】世界のジャズ/フュージョン・ロック特集〜シャープに引き締まったテクニカルかつ流麗な名品集
世界中より、シャープに引き締まったテクニカルかつ流麗なジャズ・ロック作品をセレクトしてまいりましょう。
PIERRRE MOERLEN'S GONGの86年作『BREAKTHROUGH』と88年作『SECOND WIND』がリイシュー
76年作『GAZOUSE!』以降、ドラム/パーカッションのPIERRE MOERLENをリーダーに発足したPIERRE MOERLEN'S GONGの86年作と88年作がリイシューされました。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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ジャズロック界最高峰(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
このCDは、わたしにとってまさに「待望」だった代物です。難関だった「ライブ」「ブレイクスルー」を海外ユーザーと直に取引する(必然的にプレ値で)挙に出ていたわたしにとって、メルレンズ・ゴングの最後の宿題だったからです。2011年にesotericが再発するまで、全世界で流通する唯一のCD音源でした。メルレンズ・ゴングにとって最後のメジャー・レーベル作です。早い話が契約を打ち切られてしまった。これがオールドフィールドの「クライシス」の前々年ですから。インストルメンタルに理解がない業界は悲しいです。
冒頭の17分「リーブ・イット・オープン」がメランコリックで冷たくて素晴らしい出来です。ベノワ・メルレンほかビブラフォン隊もいなくなってピエールがひとりで叩いています。どうしてこんな寂しい旋律を思いつくんでしょう。「タイム・イズ・ザ・キー」や「セカンド・ウインド」に勝るとも劣りません。ボン・ロザガのギターも良いです。ジャズ・ロックのひとつの到達点と思って大事に聴いているCDであります。
このあとのピエール・メルレンの道程は、なおさら寂しいものです。スウェーデンのトリビュートに参加したり、自主制作に近い制作を続けたり、ロシアに渡ったり…。盟友オールドフィールドも、自分が儲けているんだからメルレンの口添えしたってよかったんじゃないの…。今ではそう憤慨しています。2024.04.22