68年作、ロック、ポップス、ブルース、フォーク、クラシック、前衛音楽、インド音楽、これらすべてを呑み込み、抜群の音楽センスで咀嚼、異なるジャンルがぶつかり合う化学反応をそのままに詰め込んだ、才気みなぎる大傑作。
3,490円(税込3,839円)
PIERRE MOERLEN'S GONG『DOWNWIND』を起点に、流麗なヴィブラフォンが楽しめる作品をセレクト。
10/23はGONGで活躍したパーカッション奏者ピエール・モエルランのお誕生日!それにちなんで、ヴィブラフォンの音色をフィーチャーした作品を探求。
フランスが誇る名ヴァイオリニストDidier Lockwoodの参加作品を探求!
名手Jean Luc Pontyにも匹敵するフランスの偉大なヴァイオリニストDidier Lockwoodの名演を振り返ってまいります。
【タイトル追加】世界のジャズ/フュージョン・ロック特集〜シャープに引き締まったテクニカルかつ流麗な名品集
世界中より、シャープに引き締まったテクニカルかつ流麗なジャズ・ロック作品をセレクトしてまいりましょう。
PIERRRE MOERLEN'S GONGの86年作『BREAKTHROUGH』と88年作『SECOND WIND』がリイシュー
76年作『GAZOUSE!』以降、ドラム/パーカッションのPIERRE MOERLENをリーダーに発足したPIERRE MOERLEN'S GONGの86年作と88年作がリイシューされました。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
モエルレン晩年を暖かく包む(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
2004年にロシアのジャズ・ミュージシャン側がモエルレンを招待し制作されたもので、実質モエルレンのソロ・プロジェクト。録音はサンクト・ペテルブルクとのことです。モエルレン先生を囲む会、のようなものだったのでしょう。特徴は、ロシアらしいシンセサイザーの使い方で、そのスペーシー加減が少しアナクロではあります。また、モエルレンのヴィヴラフォンのほか、うねうねするギターがところどころ出てきてリードをとります。演奏は悪くなく、従来のモエルレンズ・ゴングより「おっとり」した印象。バンド形式の演奏はモエルレンにとっても久々だったはずなので、彼にとっても新鮮なセッションだったのではないかと思います。
彼が亡くなる前年。ロシア人たちには何か予感めいたものが働いたのかもしれません。遺作がこの作品でよかったのだと思います。