MPM09(PROGQUEBEC) 【2006年発売CD】
デジタル・リマスター、ボーナス・トラック4曲。
イタリアのPDPを彷彿させるファンタジックなチェンバー・ジャズロックを聴かせるケベックのグループ。丸みのある愛らしい音色をふんだんに散りばめたチェンバー・サウンドは、シンフォ・ファンにもおすすめ。
カナダのジャズ・ロック系シンフォニック・ロックバンドの77年3rd。バンド・セクションにフルートのマイルドな響きを加えたテクニカル且つデリケートな味わいを持つジャズ・ロック作品となっており、技巧的なジャズ・ロックアンサンブルと、CAMELのようなマイルドで繊細な質感の狭間を行き来するファンタジックな音像を構築しているのがとても個性的です。変拍子に包まれたせわしない進行を聴かせながらユーモラスなメロディーやカンタベリー的な肌触りを演出するなど、その幻想的でかわいらしい中に内包されたヴァラエティーの多さには脱帽するしかありません。
72年発表、「英フォーク三種の神器」の一つ、ツイン・フィメール・ヴォーカルが美しいブリティッシュ・フォーク・ロックの傑作!
1,290円(税込1,419円)
74年ライヴ作
710円(税込781円)
スペイン・バスク州を象徴するグループ、ユーロ・シンフォの大傑作「ITOIZ」に続いてリリースされた80年2ndアルバム、異国情緒豊かなユーロ・ジャズ・ロックの名品
750円(税込825円)
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. Gai Marvin |
2. Fin de l'Histoire |
3. Folleries |
4. Épinettes |
5. Mambo Chant |
6. Douce Amère |
7. Gros Roux |
8. Au Clair de La Prune |
9. 11 Juillet |
10. Time Square |
11. Bullfrog Dance |
12. Étrange Hiver |
13. Douce Amère |
14. Certain Regard |
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ケベック出身、フュージョン・タッチのテクニカルなギターを軸にプログレのエッセンスをまぶした77年唯一作
COLUMN THE REFLECTION 第74回 70年代、北米に現れたプログレ系バンドの魅惑 〜 後年に発掘・紹介されたプログレ系ロックを中心とした作品群 カナダ編◆ 繊(検Ω綟秀樹
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【ユーロロック周遊日記・番外編】ファンタジックなチェンバー・ロックの逸品、MANEIGEの76年3rd『NI VENT NI NOUVELLE』
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GENTLE GIANT超えちゃってませんか?コレ(4 拍手)
Durangoさん レビューをすべて見る
このバンド、ケベック勢の中ではとにかく技巧が飛びぬけてます。中期あたりのGONGを彷彿とさせるユーモラスなテーマ、CARAVANもかくやと思わせるような軽やかに躍動するアンサンブル、あまりに流麗なフルート、また時にはBRAND X並みに強靭なジャズロック的展開も見せます。
曲の展開ごとに表情がコロコロ変わっていくが、そのどれもが非常にハイレベルでかつ本格的。全体的に余裕綽々にすら聴こえるのが実に痛快です。
これまで余裕たっぷりの演奏と何でも難なくこなす器用さという点ではGENTLE GIANTがぶっちぎりだと思っていましたが、このグループはさらに一枚上手を行ってるように感じました。通常のプログレッシヴロックの演奏に使われる範疇の楽器編成でありながらそのように思わせるところもこのグループのすごさの表れでしょう。作品自体が名盤とかってわけじゃないけど、演奏自体のクオリティの高さは過去に例のないレベルだと思います。