プログレッシヴ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!

13時まで当日発送(土・日・祝は翌日)、6,000円(税抜)以上送料無料

CHICKEN SKIN MUSIC

RY COODER

7599272312(REPRISE

評価:40 1件のレビュー

米ルーツ音楽をものにした上での、ワールド・ミュージックとそれを奏でる民族達への愛情溢れる眼差し。ふくよかすぎる愛すべき米ロック傑作。

76年作の最高傑作と評される5thアルバム、米ルーツ・ミュージックとワールド・ミュージックが融合した米ロック屈指の傑作

LA出身のギタリスト。タージ・マハールとのライジング・サンズで活動したり、ストーンズ『レット・イット・ブリード』に参加した後、70年にソロ・デビュー。前作『PARADISE AND LUNCH』と並び、彼の最高傑作と評される76年作の5th。初のセルフ・プロデュース作で、ドラムのジム・ケルトナーなど気心知れたミュージシャンが参加。米ルーツ・ミュージックとメキシカンやカリビアンなどワールド・ミュージックをブレンドした前作の延長線上にあるサウンドで、テキサスのメキシコ系音楽であるテックス・メックスやハワイアンが郷愁を誘う佳曲ぞろい。ゆるやかなグルーヴが心地よいドラム、芳醇なマンドリンやボトルネック・ギター、哀愁のホーン、たおやかに舞うようなタッチの中にブルースなどルーツに根ざしたコクが滲むライならではのエレキ。自国のルーツ音楽をものにした上での、ワールド・ミュージックとそれを奏でる民族達への愛情溢れる眼差し。ふくよかすぎる愛すべき米ロック傑作。ジョン・レノンでお馴染みの「Stand By Me」、泣けます。

他のお客様はこんな商品も一緒に買っています

RY COODER / INTO THE PURPLE VALLEY の商品詳細へ

RY COODER/INTO THE PURPLE VALLEY

72年作

690円(税込759円)

BOB DYLAN / BLONDE ON BLONDE の商品詳細へ

BOB DYLAN/BLONDE ON BLONDE

ロック史上初の2枚組アルバムとしても知られる66年作、フォーク・ロックを象徴する名作!

490円(税込539円)

KING CRIMSON / IN THE COURT OF THE CRIMSON KING の商品詳細へ

KING CRIMSON/IN THE COURT OF THE CRIMSON KING

69年発表、ロック・シーンの流れを変えた歴史的デビュー作!

1,590円(税込1,749円)

DOORS / STRANGE DAYS の商品詳細へ

DOORS/STRANGE DAYS

デビュー作と並んでUSサイケデリック・ロックを代表する67年作の2nd

400円(税込440円)

曲目リスト

アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。

1. The Bourgeois Blues
2. I Got Mine
3. Always Lift Him Up/Kanaka Wai Wai
4. He'll Have To Go
5. Smack Dab In The Middle
6. Stand By Me
7. Yellow Roses
8. Chloe
9. Goodnight Irene

YouTube動画

試聴 Click!

関連Webマガジン記事

このアーティストのその他タイトルのCD

レビューの投稿

レビューは登録ユーザーのみ記入できます。

新規登録 ログイン

レビュー一覧

評価:4 下に書けないけれど、一流のハードロッカーでもある(2 拍手)

たすけさん レビューをすべて見る

ライ・クーダーを聴くとき、わたしは若干背伸びします。ところがクーダーは、いつも自然体なので、極東の日本人の背伸びなんて全く意味がありません。こう書くのは、彼の音楽がヒットチャートに慣らされた耳にはきわめて異質だから。さらにわたしは爆音でないと心に響かないというバイアスがあるので、耳の穴をかっぽじって聴く、という姿勢になります。彼のレコードは、どうして音が小さいのでしょう。

「チキン・スキン・ミュージック」は、ちまたで人気があるようです。曰く、ゆるくて、ふわっとしているから。「スタンド・バイ・ミー」が収録されているせいもありますでしょ。ライ・クーダーに関してよくある勘違いがこうです。ライ・クーダーは、辺境の音やルーツ音楽に造詣が深くて、それを再現する能力が高い孤高の音楽家である。彼がタジ・マハールと行動を共にするところから芸能界活動を始め、タジ・マハールがどういう人なのか知っていれば、こういう勘違いは起きません。

「チキン・スキン・ミュージック」は、アコーディオンの名手フラーコ・ヒメネスのもとに通っている最中のテックス・メックス修行です。フラーコは、プロの音楽家ではありますけれど、メキシコの場末のバーで演奏しているような人です。つまり実験途上なのです。ハワイアンも…。その意味では前向きな音なので必要以上にレイドバックしないようにしましょう。

ナイスレビューですね!