名作「MODERN MUSIC」に伴うツアーで録音された77年作のライヴ。
英国モダン・ポップ、天才ビル・ネルソンのキレのあるギターワークとユニークなメロディーセンスが秀逸な74年デビュー作!
2,690円(税込2,959円)
アージェント『COUNTERPOINTS』から出発、プログレッシヴな感性が息づくモダン・ポップ選!
めでたく初CD化を果たしたアージェント『COUNTERPOINTS』に関連して、プログレッシヴな感性を備えたモダン・ポップをピックアップしてまいります!
「音楽歳時記」 第六十六回 追悼・K.ティペット+サラウンド問題 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
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クイーンのデビュー作から5作目の『華麗なるレース』までを手がけ、『オペラ座の夜』ではグラミー賞も獲得したレコード・プロデューサー、ロイ・トーマス・ベイカーを特集!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 盤に若干曇りあり
74年作の1st。後のモダン・ポップとは異なり、本作で聴かれるのは、グラム・ロック・ムーヴメント直撃のサウンド。ビル・ネルソンの荒れ狂うギターとポップなメロディーが秀逸な逸品。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
パンク/ニューウェイブ時代の寵児となり得る才能を持っていたのに、時代を先取りし過ぎたかニッチなスポットにはまってしまった感のある悲運のグループ。ヒプノシスのジャケもエレポップな楽曲もセンス抜群!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり、ケースツメ跡あり
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ギターでしか本音を語れない内向的な少年(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
このライブを聴くと、ビル・ネルソンという人が歌唱ではなくギターで意思伝達する人であることが否応なくわかってきます。スタイルで言えばBBキングに近い。ワンフレーズ歌ったかと思えば、すぐつるつるしたギターに移ってしまいます。ビ・バップ・デラックスというバンドに付きまとう、部屋の中に閉じこもった感じは、ここから来ているのかと気づきます。終盤にインスト・フュージョン曲である「シャイン」を演奏しています。全く言葉がいらないバンドだったわけです。
時期は「モダーン・ミュージック」リリース後で、大規模なツアーも敢行されたはずなのに、曲は「サンバースト・フィニッシュ」中心です。「モダーン・ミュージック」は、ネルソンとしたらギター演奏を封印した作風でしたので、この選曲になったのでしょう。最後に演奏されるのが「シスター・シーガル」と「メイド・イン・ヘブン」です。「エア・エイジ」から始まって、未来は天国へとつながっていくのだというメッセージになっています。
80年代に入るとビル・ネルソンは、すっかり内省的な職人アーティストになってしまいます。バンド形態で、下世話なストレスと闘いながら売れ線を狙い続けていたビ・バップ・デラックスは、とても貴重だと思うのです。わたしはベースのチャールズ・ツマハイ氏も好きでした。2021.09.17