ECLEC2030(ESTOTERIC) 【2008年発売CD】
このオープニング・ナンバーの熱気ときたら! 引きずるようなギター・リフとリズム、強烈なエネルギーを放つブラス、そして熱唱ダミ声ヴォーカル!ただただ、圧巻・・・。いきなりキレ味鋭く畳みかけるキメのパートも悶絶。
71年の唯一作。スリリングなファズ・ギター、前のめりの性急なリズム、激しくリズム・チェンジするせわしない展開、分厚いホーンアンサンブル、熱気溢れるヴォーカルによるソリッド&アグレッシヴな英ブラス・ロック。渾然一体となって畳みかける迫力のアンサンブルは圧巻。泥臭さはあまりなく、後のヘヴィ・メタルに通じるような泣きのキメ・フレーズが印象的。
KING CRIMSON/LARKS' TONGUES IN ASPIC
フリップ以外のメンバーを一新して制作された73年作5th、圧倒的な緊張感とダイナミズムが支配する大傑作!
1,832円(税込2,015円)
英国プログレのトップ・ミュージシャンたちが集結したスーパーグループ、クリムゾンの緊密なテンションとイエスの雄大なファンタジーを合わせたような78年発表1st!
490円(税込539円)
英国ジャズ・ロックの名グループ、70年1stと71年2nd
ジョン・メイオール率いるブルースブレイカーズを経て、キーフ・ハートレイが結成したグループ、69年作2nd
後にジェス・ローデンのバックとして活躍する英ブラス・ロック・バンド、2本の管楽器がうねる72年唯一作
骨太なアンサンブルに英国叙情たっぷりの管楽器が絡む英ジャズ・ロック、70年作、ポール・キャラックが在籍
COLUMN THE REFLECTION 第43回 ブラス・ロックの英国的展開 〜 気がつくと、どれも名だたるかつてのレア廃盤ばかり 〜 文・後藤秀樹
音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!ここまで米国のバンドにフォーカスしてきたブラス・ロック特集、今回は英国のブラス・ロック系グループ達をディープに探求!
ニッチなアーティストに注目して1970年ワイト島フェスティバルを特集!
ニッチな参加アーティストにスポットを当てて、1970年ワイト島フェスを見ていきたいと思います!
イギリスのブラス・ロック名作をピックアップ!ついでに、ユーロのブラス・ロックも紹介しちゃいますよ〜。
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少し(2 拍手)
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暑苦しさを伴ったブラスロック。特に頭数曲でその思いが強まります。
が、中盤以降、メロディアスさを含ませながら、以外といっては変かもしれませんが、ブラスのイメージが減少、聴き易くなってきます。
やはり彼らも英国の土壌から出てきたBANDだなと感じます。出だしの分、マイナス1.5。