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1. Oh Me Oh My (I'm A Fool For You Baby) |
2. Day Dreaming |
3. Rock Steady |
4. Young, Gifted, And Black |
5. All The King's Horses |
6. A Brand New Me |
7. April Fools |
8. I've Been Loving You Too Long |
9. First Snow In Kokomo |
10. The Long And Winding Road |
11. Didn't I (Blow Your Mind This Time) |
12. Border Song (Holy Moses) |
「音楽歳時記」 第四十四回 9月29日 招き猫の日 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 側面部に若干色褪せあり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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ヒット曲満載、最高作とする人も多し(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
司馬遼太郎の紀行文「歴史を紀行する」の中で、高知について語っているくだりが好きです。喩えば、大酒を飲み倒してアルコール中毒で男が死んだとする。わたしの住んでいる越後、または会津ではきっと、馬鹿な野郎さ、で片付けられるでありましょう。高知人はどう言うか。…そこまで飲んだか、痛烈なことよのう。
アレサは、ディープなゴスペルからヒップホップまで歌う大歌手です。清濁併せ呑む、と言いましょうか。それにも増して彼女は全ての事象を「明色化」できる天才ではないか、と。このレコードを聴いているとそんなことを感じます。黒人霊歌とわが国で呼ばれているアフロ系の歌は、恨みつらみ、呪いもつまった音楽。アレサが曲をつくり、または他人曲を歌うと、暗い部分が昇華され、重力も感じさせないほどの高みに登っていきます。「ロング・アンド・ワインディング・ロード」がいい例ではないでしょうか。
実は高知人は幕末、武士の二階級制という他国にない抑圧を経験しています。高知に旅行した時、坂本竜馬や武市半平太の境遇をいまだに恨みながら案内する人に出会いました。そんなに簡単なものではない。でも高知人は、酒をよく飲み、アレサはよく歌を歌う。尊いことです。