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MAGIC SHOEMAKER

FIRE

ECLEC2117(ESOTERIC

ボーナス・トラック4曲、デジタル・リマスター。

評価:50 1件のレビュー

のちにストローブスで活動するデイヴ・ランバートが率いたグループ、70年唯一作

後にストローブスに参加するギター/キーボード奏者、デイヴ・ランバートが中心となって結成されたバンドが70年に発表した唯一のアルバム。キャッチーなメロディー、トータルアルバム的な構成など、60年代的な薫りを残しつつも、ハードなアンサンブル、シャウトするヴォーカルが70年代的な彩りを添える、サイケからプログレへと移行するいかにも過渡期的なサウンドが魅力。

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レビュー一覧

評価:5 プログレではなく、ビート・ポップ組曲(3 拍手)

たすけさん レビューをすべて見る

間違いなく掘り出し物。「フォクストロット」や「四重人格」と同列に語られるべき、ロックンロール・フェアリー・テイルです。(のちにストローブズに加入する)デイヴ・ランバートが中心となるトリオの残した唯一のアルバムで、ランバートがギター、ボーカル、キーボードをこなし全ての曲を書いています。ストーリーは、空を飛べる靴を偶然作ってしまった靴職人が王に認められ、隣国との停戦に貢献するというもの。ランバートの意気込みは、曲間のナレーションにも現れます。子供に向かって靴職人が回想を語る、という構成なのですね。

プログレッシブ・ロックの文法ではなく、多くの曲でビート・ポップ、トラッド・ロックのスタイルがとられていて、ギターが重くてよろしいです。驚くのが達者なベース、ドラムズ、さらに録音がハーベスト・レーベル並みに繊細なこと。(LPはパイ・レーベルから発売されたそうです。)前に出てくるベースの音には、これが70年の作品と信じられないほどです。ランバートのしわがれたボーカルに抵抗を語る人もいますけれど、アレックス・ハーベイの演劇的歌謡を愛するわたしは気になりませんでした。とにかくメロディがいいです。

彼らの結成は66年でもともとは英国ビートを演奏するグループでした。ところがアップルと契約したことにより、マネージメントの問題により70年までリリースできなかったとのこと。これだけの力作を懐で温め続けたランバートの執念はどんなものだったでしょう。その意味ではもっと脚光を浴びてほしい作品です。

ナイスレビューですね!