N’MONIX

S.ハケットのバンドメンバーとして活躍したkey奏者14年ソロ作、ハケット作品に通じる英国的な格調と叙情性に満たされたメロディアスな力作！

デビュー以前のENIDに在籍し、それ以降はS.Hackettのバンドメンバーとして活躍したkey奏者、14年ソロ作。Hackettはじめ、Hackett作品で知られる管楽器奏者Rob Townsend、そしてヴォーカリストのTony Patterson、Pete Hicksら彼のソロ作で馴染みのメンバーが参加。70年代のHackett作品や『WIND & WUTHERING』GENESISあたりに通じる、英国らしい格調高さとリリシズムをいっぱいに含んだメロディアスなプログレを聴かせます。ナイーヴで翳りのあるブリティッシュな香りが匂い立つようなメロディラインを、多彩な音色に躍動するシンセや70年代的な叙情を帯びたオルガン、ピアノ、メロトロンがファンタジックかつ優美に盛りたてるスタイルが特徴。数曲で聴けるHackettの持ち味が存分に発揮されたギタープレイ、Rob Townsendの哀愁たっぷりのソプラノサックスも、楽曲にドラマティックな彩りを与えます。いかにも英国プログレ的な陰影豊かな叙情美と、ファンタジックでヌケの良いキーボード・サウンドとが絶妙にバランスした力作です。