32962(WARNER)
デビュー作にして、「姉御っ!」と呼びかけたくなる貫録満点のジャケ写が素晴らしいですね。Dr.ジョン、マイケル・マクドナルド、ヴィクター・フェルドマン、スティーヴ・ガッド、ジェフ・ポーカロ、ニック・デカロってバックを支えるメンツも豪華すぎ!
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1. Chuck E.'s In Love |
2. On Saturday Afternoons In 1963 |
3. Night Train |
4. Young Blood |
5. Easy Money |
6. Last Chance Texaco |
7. Danny's All-star Joint |
8. Coolsville |
9. Weasel and The White Boys Cool |
10. Company |
11. After Hours (Twelve Bars Past Goodnight) |
疲れを癒したい夜に聴きたい、しんみりとした作風の米女性シンガーの作品を集めました。
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、若干圧痕あり、軽微なスレあり
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、軽微なカビあり
「あなたが落ちてきたら 私が拾い上げてあげる」と歌うリッキー。大人の女性としての深みの増した歌唱が、心に沁みわたってきます。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースツメ跡あり
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軽いようで重量作(4 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
リッキー・リー・ジョーンズ、この時25歳。彼女の父は、定職を定めず全米をふらふらする人だったようで、彼女の創作にもそんなふらふらとする、ロード・ミュージシャンのような奔放さがあります。誰もがえりを正すような名曲「カンパニー」もありますし、母が乳飲み子を抱えて夜汽車で逃避行する「ナイト・トレイン」のような小曲もあり、どちらも捨てがたい。わたしが乳飲み子の頃、わたしの母はわたしを連れて汽車で逃げ出したことがあるそうで、とても他人の話とは思えません。
うなってしまうのが、彼女がけっしてリズムとメロディを踏み外さないところ。それどころかキメどころは決める。バックがウィリー・ウィークスとかスティーブ・ガッドとか、まあすごい人たちなわけですよ。その音をねじ伏せるように使ってしまっていて、自分の歌唱は少しもぶれません。少し舌足らずな歌声は、若いったら若い。けど百戦錬磨の技と茶目っ気なのです。
わたしは女性アーティストに肩入れするリスナーでは全然ありません。アレサ、エッタ・ジェームズを別にすれば、せいぜいジョニ・ミッチェルをまとまって聴いているぐらいです。このファースト作の素晴らしさに出会ったあと、リッキー・リーのCDを5枚買い込んで、いずれも満足しています。2022.11.02