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1. ワールド・スティル |
2. アイ・ユーズ・ハー |
3. バッド・ガール |
4. カム・アンド・ゴー |
5. イッツ・レイニング~カー・カー・カー |
6. ’48デソト |
7. 哀しみのジェミニ |
8. ミー・アンド・マイ・フレンズ |
9. ディナー・タイム |
10. 小麦畑 |
11. ザ・サン・ウォンツ・ミー・トゥ・ラヴ・ユー |
12. マイ・キャット・エイント・カミング・バック |
今週の紙ジャケ! - スプーキー・トゥース、ヤン・アッカーマンなど、セール棚から注目タイトルをご紹介☆
本日より開催の中古セールより、注目の紙ジャケをご紹介!
雄大な大自然のような美しいリリシズムに溢れた、カナダのSSW作品をピックアップいたしました。
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色々なジャンルのエキスを煮出したフォーク(4 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
わたしはボブ・ディランの絵に共感したことがありません。遠近法もシンメトリーも崩れた絵が、子どものように無邪気に描いたものなのか、美術の教育を受けたことのない人が描いたものなのか判別できないからです。トニー・コジネクのこのCDを今日初めて聴いています。ずっとカバーアートが気になっていました。崩れた画風ながら美術の素養がしっかり感じられ、洒落ていて人懐こい。コジネク自身の絵と知ってなるほどと思っているところです。
まず、永遠のティーンエイジのような透き通った声に惹かれます。ギターとピアノ、最小限の楽器に伴奏されたフォークの良作…。と断定できないリズムの切り替えがふんだんに出てきます。それにドラムズ(ラス・クンケル)を強調した作風は、かなり現代的に聴こえます。R&Bみたいに。オープニングの「ザ・ワールド・スティル」にしてからが…これ、プログレじゃない…ですか。
10曲めの「ウェアフィールド」では、珍しく電化ギターが出てきて…これ、ビートルズじゃないですか…。わたしは2周目、3週目でこのレコードの迷路のような構成に感嘆しているところです。かなり良いです。2022.02.04