ポーランドを代表するグループ。イタリアのグループと同じく、ビート〜サイケ〜プログレへと移行。最もプログレッシヴなサウンドを聴かせていた70年〜73年の音源を集めたのが本作。チェコ、東ドイツ、旧ソ連など、本国ポーランド以外の国でリリースされたアルバムから選曲された編集盤。冒頭から21分を越える大曲でスタート。いかにも辺境っぽい暗く沈み込むような雰囲気、クラシカル&ダークなハモンド、そして東欧らしい哀愁を帯びたヴァイオリン。憂いに富んだヴォーカル&メロディ、その味を一際際立たせるポーランド語の節回し。ジャケットに写るメンバーの雰囲気にピンと来たら聴いて損は無いでしょう。レーベルからのライナーには、PROCOL HARUM、NICEに加え、P.F.M.も引き合いに出されていますが、納得の実力派。
【真夏のサイケデリック探検隊Vol.2】カラフル&マジカル!世界のレイト60'sサイケ・ポップ紀行
愛の夏、サイケの夏!第二弾は「サイケ・ポップ」。『ペット・サウンズ』や『サージェント・ペパーズ』から派生した、マジカルでカラフルな世界のサイケ・ポップの旅にご招待。
マイナー言語のユーロ・ロック・セレクション<70〜80年代編>
ユーロ・ロックの中から、なかなか馴染みの薄そうな「マイナー言語」で歌われている作品を選んでみました!
コロシアムとオランダのトレースの間に位置づけられるようなグループがポーランドに居たとは・・・。サイケ、R&B〜ジャズ、クラシックを素材にダイナミックなプログレを聴かせる傑作ですよ〜。
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