ファンクの傑作というだけでなく、アメリカン・ロック史上に残る金字塔。公民権運動やベトナム戦争など、アメリカ社会のウネリが閉じ込められた強靱な一枚。
CARAVAN/IN THE LAND OF GRAY AND PINK
ソフト・マシーン『Third』と共にカンタベリー・ロックの代表作と言える一枚、71年発表の大傑作3rd!
490円(税込539円)
1969年8月15日に開催された、ウッドストック・フェスティバルの特集です。
Sly&the Family StoneのアルバムTOP10-音楽サイトBEST EVER ALBIMS発表
Sly&the Family StoneのアルバムTOP10をご紹介いたします
海外サイトULTIMATE CLASSIC ROCKが発表したウッドストック・フェスのパフォーマンスTOP10を紹介いたしましょう。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ボックスに若干折れ、小さいスレ傷あり
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セサミ・ストリートで流れるような無邪気な陰鬱(6 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
この作品はUSロックの名盤とされている中でもとっておきの要注意作です。ファンクの衣を着ていながら、聴いていて全然陽気になれず、ひたすらスライの閉塞感みたいなものが伝わってきます。前作「スタンド!」が明るい作風だったので、どうしてこうなるんだと。基本は宅禄で、ほとんどのリズムパートはリズムボックスが使われています。大部分の録音をスライ1人で仕上げていた事情と、だったらリズムボックスなら非現実的なサウンドになるんじゃないかという実験精神の結果とのことです。
アフリカ系の音楽はとにかくリズムが持ち上げられることが多くて、だから逆説的にリズムパートを機械に任せたと考えることもできます。でもギターといい、ラリー・グレアムのベースといい、強靭なビート感があるので非人間的な感じは全くしません。一方でスライのボイスは、のたうち回るような、酔いつぶれたような酩酊があり、聴いていてつらくなる時もあります。でもこの声がいいんですよ。明るくなくて。身につまされるという意味ではドアーズやジャニス・ジョプリンと似た肌ざわりがします。
わたし、イーノの「アナザー・グリーン・ワールド」は、この作へのラブソングなのではないかと思っているんですよ。このまた次の「フレッシュ」が聴きやすい作であることを考えるとスライにとって解毒の意味合いがあったのかもな、と考えています。