廃盤希少、紙ジャケット仕様、2枚組、デジタル・リマスター、ブックレット・内袋2枚付仕様、定価3200+税。
ヴィヴァルディ「四季」をモチーフとしたスパニッシュ・プログレを代表する名盤!荘厳なメロトロンとリリカルなギターが絡み合う演奏が素晴らしい〜。名手アルフレド・.カリオンによるアレンジワークもさすが秀逸です。
スペイン出身のグループ、74年作。ヴィヴァルディの「四季」をモチーフに、人間の一生を春夏秋冬に見立てて表現したコンセプトアルバム。メロトロン、ムーグ・シンセサイザーによる重厚な響きが印象的な一大シンフォニック・ロック作品。リリカルなフレーズを伸びやかなに奏でるギター・ソロ、オペラのように壮大なヴォーカリゼーションなど、聴き所満載。シンフォニック・ロック・ファン必聴の大傑作!
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1. 第一の輪廻(遥かなる楽園) |
2. 第二の輪廻(間近な地獄) |
3. 第三の輪廻(未来環境) |
4. 第四の輪廻(回復された環) |
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舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第九十回:CANARIOS『CICLOS』
音楽ライター舩曳将仁氏による連載コラム「世界のジャケ写から」。世界のプログレ作品より魅力的なジャケットを取り上げ、アーティストと作品、楽曲の魅力に迫ってまいります。
「メロトロン溢れるプログレ ユーロ編」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
メロトロン溢れるプログレを、ユーロ圏を中心にピックアップいたしました。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 1枚は傷あり、1枚は無傷〜傷少なめ、ケースツメ跡あり
これがあのLOS CANARIOS!?ムサすぎるでしょ!胸毛ぼーぼーの人とかいるし。おっと、TRAFFICやBEATLESをカヴァーしているな。このサイケ・ビートなカヴァー、かっこいいかも!?→
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ヴィヴァルディ「四季」の再解釈(5 拍手)
waterbearerさん レビューをすべて見る
単なるクラッシックの名曲カバーアルバムではない。A.ヴィヴァルディの「四季」にインスパイヤされて制作されたアルバムだったはず。もちろん「四季」の春〜冬それぞれ第1楽章〜第3楽章のカバー(「カバー」っていうのかこの場合?)と、彼ら自身の楽曲を挟みながら、人間の誕生と死を「四季」になぞらえて表現したものである。発売当時、オリジナルはLP2枚組。日本盤は編集版でヴィヴァルディのパートだけを抜き出し(しかもジャケットを変更し)LP1枚とした文字通り「カバーアルバム」だった。実に分かりやすい笑。
まぁ本作の肝の部分というのが、まさに彼らのオリジナルの楽曲パートなわけであるが、抽象度が高いので「四季のカバー」とのマッチングはうまくいったかどうかというと、そうではないベクトルに向いている。当時の日本盤の担当者は「分かりやすさ」を優先し、うまくやったのだ(?)。
それでも彼らのアレンジ力は相当なものだし(「冬」第2楽章はシングルカットできる)、オリジナルの楽曲問題だってそんなに問題になるような出来ではない。
ただあまりにも有名なクラッシックの曲に交互に挟むには分が悪かった、というだけだと思う。ロックシンフォニーとしてはまぁよい出来だ。
あとは聴くあなたの判断に任せるしかない。私は好きです。おすすめ。