68年2nd、『イン・ロック』『マシン・ヘッド』へと続く栄光のバンド史において、もっともっと語られるべき確かな一歩
1,990円(税込2,189円)
「音楽歳時記」 第四十四回 9月29日 招き猫の日 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干ケースツメ跡あり、ケースにスレあり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
0081227979782(WARNER)
三方背ケース付き仕様、2枚組、各CDはプラケース仕様、Originals Limited Edition
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 1枚は盤に傷あり、若干香りあり
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
アトランティック・ソウル確立盤(5 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
アレサのアトランティック移籍第1弾で彼女(というか制作チーム)が、「ソウル」というスタイルを確立した金字塔です。それ以前のコロムビア時代の彼女は、上手いアフリカ系シンガー、悪く言えばスクエアな歌手という印象でした。それはそれで魅力ありますけど。はち切れんばかりの声の張りと自由な曲の解釈は、この盤から始まっています。また、制作のジェリー・ウェクスラー、エンジニアのトム・ダウド、アリフ・マーディンというチームは、アトランティック・レーベルの核心です。この制作チームも、このレコードの成功がなければ後日著名になることもなかったでしょう。
アレサはレーベルを移籍し、ウェクスラーの助言があってマッスル・ショールズで、現地の音楽家と録音を始めます。ところが、ほとんど白人である音楽家と意見が合わず、NYに帰ってきてしまったんだそうです。それでぽしゃらないのが、ウェクスラーたちのしたたかなところ。逆に音楽家たちをNYに招聘することで録音を続けました。この部分は日本語ライナーの受け売りです。
「リスペクト」「貴方を愛し続けて」が鉄板のヒットで、残りもスタンダードになるような曲ばかりです。彼女作曲の「ベイビー・ベイビー」「ドクター・フィールグッド」、サム・クックの「グッド・タイムズ」「チェンジ・イズ・ゴナ・カム」。好きすぎてくらくらします。この盤を聴いていたら、アレサ・ユーザーと名乗っていい。素晴らしいです。2023.09.28