多くの個性的なネオプログレグループがひしめき合うイタリアにあって、サイドプロジェクトであるSubmarine Silenceの音楽性からも容易に想像できるように、GENESISへのリスペクトを前面に押し出したサウンドで評価を得てきたグループの08年5th。GENESISルーツのメロディアスなサウンドと叙情溢れるメロディーラインは本作でも健在であり、ハードなアンサンブルでありながらメロトロンが大きく取り入れられた、哀愁と気品を感じさせるシンフォニックロックとしての聴き所に恵まれた作品です。やはり90年代前半から活動し、ポンプ/ネオプログレ畑で培われてきた経験が成せる絶妙のバランス感覚は特筆すべきものであり、GENESISフォロワーから半歩踏み出し、ほの暗いメロウさを持ったベテランバンドとして風格すら漂っています。The TangentのAndy Tillisonが1曲にゲスト参加。イタリアンシンフォニック/メロディックプログレの現在を伝える作品です。
STEVE HACKETT/PLEASE DON'T TOUCH
ポップな作風になった78年2ndソロ、カンサスのスティーヴ・ウォルシュがヴォーカルを取る一曲目「NARNIA」が出色!
1,090円(税込1,199円)
【タイトル追加】ジェネシス愛No.1は誰だ!? ジェネシス憧憬のイタリア新鋭傑作選☆
ジェネシス愛がたっぷりと注ぎ込まれたファンタスティックなサウンドを聴かせるイタリア新鋭の作品を厳選してご紹介♪
カケレコスタッフの日々是ロック:ジェネシス影響下の気品あふれる新旧プログレたちを探求♪
最近入荷したCD、売れ筋CDの中からスタッフおすすめの作品をピックアップするコーナー「日々是ロック」。カケレコが厳選して入荷している世界のロック/プログレの新品CDを通して、魅惑の音楽探求をお楽しみください☆
2014年プログレ/シンフォ注目の新譜特集【イタリア新鋭編】
90年代以降にプログレ新鋭シーンが盛り上がり、00年代に入っても注目の作品が続々とリリースされています。その勢い衰えず、次々と優れたプログレ新譜が届く2014年。入荷した注目作をピックアップいたしましょう。
94年のデビュー以来、イタリアン・シンフォの代表格として君臨する彼らの23年作。従来のGENESIS色は薄れましたが、重厚にしてファンタジックな聴き応え抜群のモダン・シンフォニック・ロックは、問答無用の完成度を誇っていてただただ圧倒的!
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