トラフィックのドラマーでありソングライター。72年リリースの1st〜2ndはマッスルショールズで録音するなど、ソロ作では、ルーツ色濃厚かつ洗練された楽曲が印象的。フランスのレーベルより80年にリリースされた6thアルバムである本作も、そんなSSWとしての魅力溢れる逸品に仕上がっています。軽快なカッティング・ギター、柔らかなトーンで豊かに広がるキーボード、青空へと突き抜けるような爽快なホーン・セクション、対照的に陰影を添えるストリングス、たゆたうようなリリカルなメロディ、そして人柄の良さが滲み出る歌声。とにかくどの曲もフックに富んだ佳曲揃い。特に、スティーヴ・ウィンウッドと共作したラストを飾る「Going Home」は感動的な名曲。洗練されたSSW〜AORが好きな方は必聴の逸品です!
IAN MATTHEWS (IAIN MATTHEWS)/SPOT OF INTERFERENCE AND SHOOK
FAIRPORT CONVENTION、MATTHEW'S SOUTHERN COMFORTなどで活躍した英SSW、80/84年作
1,190円(税込1,309円)
GEORGE HARRISON/LIVING IN THE MATERIAL WORLD
73年作、ジョージらしいひねりの効いたシニカルなポップセンスと宗教的な崇高さが自然に同居する力作
790円(税込869円)
【カケレコ中古棚探検隊】ドライブしたい!青空感じるサザン・ロック/SSW/スワンプ特集☆
青空のドライブにぴったりな、米ルーツのエッセンスを持ったオススメ作品を中古棚よりピックアップ!
デレク&ザ・ドミノス『レイラ』やジョージ・ハリスン『オールシングス・マスト・パス』など、華々しいトップ・アーティスト達による英スワンプ名作の裏に、マイナーながら、米ルーツ・ミュージックのコクと英国的な叙情性や牧歌性が絶妙にブレンドされた愛すべき作品が数多くリリースされています。そんな愛すべきニッチなブリティッシュ・スワンプ作品をピックアップいたしました。
マッスル・ショールズ録音作、マッスル・ショールズにゆかりのあるソングライターやセッション・マンのソロ作など、R&Bやソウルなど米南部のルーツ・ミュージックの芳醇な香りに包まれた名作をここに特集いたします。
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