BIGPINK747(BIG PINK)
紙ジャケット仕様。
アメリカのフォーク・グループがアイリッシュ・トラッドを演るとこうなるのか。メアリー・ブラックが賞賛したジェントルでふくよかな男性ヴォーカルが良いなぁ。
アイリッシュ・ミュージックを演奏する米フォーク・グループの76年作。カルフォルニア出身のThom & Kathy Moore夫妻とRick & Sandi Epping夫妻の4人によるグループで、71年にアイルランドに渡り、TV番組に出演するなど活動しました。76年にPUMPKINHEADの活動が終了した後もメンバーはアイリッシュ・ミュージック界で活躍。Thom Mooreは自作曲がMary Blackの傑作『NO FRONTIERS』に2曲取り上げられたり、Rick Eppingはハーモニカ奏者として知られ、Christy Mooreなど多くのアイルランドやアメリカのフォーク・ミュージシャンと共演しています。本作は、ジグやリールなどトラッドとオリジナルやVan Morrison、Neil Youngのカヴァーといったフォークを交互に収録。アイリッシュ・ミュージックを土台にしながらも全編米国のグループらしいおおらかさに包まれています。中でもMary Blackが賞賛したThom MooreのヴォーカルがGOOD。1曲目、Thom 作のフォークでは、切ないメロディーにのるジェントルでふくよかなヴォーカルが、ハーモニカとともに、郷愁滲むゆったりとした空気を生み出します。他にもニール・ヤング「Are You Ready For The Country?」のカントリー調のカヴァーなど、トラッドが苦手な方も米フォーク作として十分楽しめる作品。プロデュースは、Planxty、Bothy Band等アイルランドの名グループで活躍したブズーキ奏者Donal Lunny。もちろん演奏もしています!
英ブルース・ロックの仕掛人による73年作ソロ、英国らしいひねくれたアレンジが光るポップでクールでファンキーな逸品!
1,590円(税込1,749円)
チューダー・ロッジ好きな人におすすめ。牧歌的かつ気品あるブリティッシュ・フォークをピックアップ!
チューダー・ロッジからスタートし、のどかな牧歌性と英国的な格調高さが絶妙なバランスで同居したブリティッシュ・フォークをピックアップしてまいります。
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