MAHAVISHNU ORCHESTRAやFRANK ZAPPA & THE MOTHERS OF INVENTIONといった有名グループでキャリアを積んだフランスのジャズ・ロック界を代表するヴァイオリニストの77年ソロアルバム。全編でテクニカルなヴァイオリンをフューチャーしたクロスオーバー・ジャズ・ロックが収められており、スリリングなパフォーマンスの応酬が聴き応え充分な名盤です。また、ゲストで参加している名ギタリストAllan Holdsworthのプレイが素晴らしいことでも知られてきたアルバムであり、随所で個性的なフレーズを連発。フレンチ・ジャズ・ロックの金字塔的なアルバムと言えるでしょう。
CARAVAN/IN THE LAND OF GRAY AND PINK
ソフト・マシーン『Third』と共にカンタベリー・ロックの代表作と言える一枚、71年発表の大傑作3rd!
490円(税込539円)
LATTE E MIELE/PASSIO SECUNDUM MATTHEUM
ELP影響下のイタリアはジェノヴァ出身キーボード・プログレ・バンド、「マタイ受難曲」を題材とした72年作1st
770円(税込847円)
「プ」はプログレの「プ」〜ジャズ・ロック無頼篇〜 で流れた曲&関連カケレコ記事まとめ♪
1月3日放送のラジオ番組『「プ」はプログレの「プ」 ジャズ・ロック無頼篇』で流れた曲と関連カケレコ記事をまとめました。聞き逃し配信と合わせてお楽しみいただければ幸いです♪
今年の7月15日は「海の日」。命の源である「海」に思いを馳せ、様々な音楽作品を聴いてまいりたいと思います。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯中央部分に若干色褪せあり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
MAHAVISHNU ORCHESTRAやFRANK ZAPPA & THE MOTHERS OF INVENTIONといった有名グループでキャリアを積んだフランスのジャズ・ロック界を代表するヴァイオリニストの77年ソロアルバム。全
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フランスのヴァイオリンロック傑作!(6 拍手)
0321PROGさん レビューをすべて見る
77年作
Jean-Luc Pontyはフランスのヴァイオリニスト。
フランク・ザッパ、マハヴィシュヌ・オーケストラでの活躍は言うまでも無く、
彼がジャズロック、そしてフュージョンシーンに与えた影響は計り知れません。
フランスは実はMagma人脈を中心にとんでもない名盤、隠れ名盤が存在しており、
CDが希少だったりするためにあまり知られていないのですが、その中でもトップ
の知名度を誇っているのがJean-Luc Pontyと言うわけです。
さて、本作はAllan Holdsworth、Steve Smith、Daryl Stuermerという豪華なサポ
ート陣の凄さが目を見張る、言うまでも無い大名盤です。ジャズロックの聴き所と
いうのはやはりその切れ味の良いスリリングな曲展開と、バカテクなインタープレ
イの応酬だったりすると思いますが、そういったジャズロックの旨みを完璧に満た
しているアルバムの代表例です。とにかくメロディアスでありスリリングな楽曲群
に圧倒されます。Jean-Luc Pontyと前述の2人の超絶なソロ、Steve Smithの全くブ
レのないリズム、そして知名度こそ劣るかもしれませんが、ジャズ/クラシック畑
のキーボーディストで、サントラなどでの活躍が華やかなAllan Zavodのプレイも、
まるでPatrick Morazのごとくいぶし銀の絶品なソロを取ります。
非の打ち所ない、まさに完全無欠のジャズロック傑作です。
豪華演奏陣参加の叙情派プログレ/フュージョンの名盤。フランスの洒落た感覚も。(2 拍手)
黒吉さん レビューをすべて見る
ヴァイオリン自体がメロディーに大きく依存する楽器なのですが、この方はそもそもクラッシック界からの転身組ですので、演奏の根底にも、よりそれを重視したものが聴かれます。
第二期Mahavishnu orchestra(「Apocalypse」「Visions of the emerald beyond」)での同僚Ralph Armstrongを筆頭に、御存じAllan holdsworth、当時のレギュラー陣Daryl Stuermer(後のGenesisのサポート等、ソロ作にも秀作を残す)とAllan Zavod(Frank Zappaに絡む)、そしてSteve Smith(後のあのJourney、Vital information、Steps ahead等)という豪華な演奏陣の個性を充分に生かした、叙情的で憂いと陰りのある美しさを基として様々なスタイルの楽曲が聴けます。Jazz/rockなのですが、プログレ系のフュージョン的な聴き易さがあります。但し、よく他分野から指摘される、プログレ系やハードロック、メタル系にある「ダサさ」が無く、「洗練された洒落た感覚」があり、そこがミソ。そこがフランス的なのだろうなと思います。
Steve Smithは同じバークレー音楽院出身で当時Weather reportのPeter Erskineの影響が強い演奏、注目のAllan holdsworthですが、後に見られる洗練されたスタイルではありませんが、「Nostalgic lady」等勢いのある貴重なものが聴かれ、Daryl Stuermerは堅実で、後の活動の有り方がが解る演奏であったりします。