IAN MATTHEWS (IAIN MATTHEWS)/IF YOU SAW THRO MY EYES
元FAIRPORT CONVENTION、いかにも英国的なリリシズムが魅力の名SSW、70年の傑作1stソロ
1,490円(税込1,639円)
カケレコ棚より実力派ミュージシャン達がバックを務めるAOR作をピックアップ!
カケレコ棚よりTOTO一派を中心に、実力派ミュージシャンがバックを務めるAOR作をピックアップ!
今日の紙ジャケ! - 「美女ジャケ」をテーマに、エニドやカーラ・ボノフなどの紙ジャケをピックアップ☆
今日は「美女ジャケ」をテーマに中古紙ジャケから探索いたします♪
【中古棚探検隊】カケレコ中古棚よりヴァレリー・カーターが参加したアルバムをピックアップ
昨日訃報が報じられたヴァレリー・カーターの参加作品をカケレコ中古棚よりピックアップ。
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西海岸の強者たちが我も我もと手伝う声(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
どなたも1曲め「ウー・チャイルド」の素晴らしさを褒めたたえます。全面的に賛成します。わずか3分足らずでこのダイナミズム。しかし、きょうは「ア・ストーンズ・スロー・アウェイ」について書きます。というのも、リトル・フィートの色が出ている曲だからです。実はリトル・フィートの音を決めているのは、ローエル・ジョージと同等かそれ以上にビル・ペインのセンスだと思っています。フィートのイノベーションは、ほとんどペインからもたらされています。フィートの連中が、全面的に参加しているくせに、このレコードでフィートの色が出ている曲はこれだけ。それだけ用心深く音を隠したんですね。
ヘイワードのビートこそないものの、地べたを引きずるような重たいビートです。バックコーラスもフィートの面々。バレリー・カーターの姉御肌の力強さがとてもよろしい。ドリー・パートンみたいです。
参加している面子はものすごいです。そして手を抜いていません。カリプソもジャズも、モーリス・ホワイトの書くディスコ・ファンクもあります。どんなジャンルでも癖がなく、フィットさせてしまうのはカーターの実力。聴ききると、どっと充実感にひたれる傑作だと申しましょう。カケレコの青山さんがお好きだろう音だと思いました。2023.04.28