BIGPINK535(BIG PINK) 【2018年発売CD】
紙ジャケット仕様。
キンクスのデイヴィス兄弟がプロデュースしていて、キンクスメンバーが全面参加してる極上のフォーク・ロックがあるって?パブ・ロック的軽快さとしっとり翳のある英国然としたメロディが上手く組み合わさった佳曲が並ぶ、これぞ隠れた名盤!
後にリーダーバンドTOM ROBINSON BANDで活躍、LGBT活動家の一面も持つシンガーTom Robinsonが、70年代中期に在籍したフォーク・ロック/パブ・ロック・トリオによる75年の唯一作。本作のプロデュースを務めるのが、DAVIES兄弟とキーボーディストのJOHN GOSLINGというKINKSのメンバー3人で、リリースも彼らのレーベルKONK。それを反映するようにパブ・ロック的軽快さと、英国然としたしっとり翳のあるメロディが上手く組み合わさった極上のフォーク・ロックを聴かせてくれます。タイトながら跳ねるような弾力も備えたリズム隊、曲によってメランコリックにもメロウにもゴキゲンにも自在なプレイを披露するギター、そして3人による味のあるコーラスワークなど、パブロッキンながらルーズな印象はなく、まとまりあるアンサンブルが聴きものです。PARLOUR BANDあたりを思わせるメランコリックで情緒豊かなメロディとハーモニーに胸がいっぱいになる1曲目、一転『Muswell Hillbillies』に入ってそうなKINKS直系パブ・ロックを聴かせる2曲目。そしてBADFINGERばりの哀愁を湛えた必殺の3曲目。冒頭3曲だけでブリティッシュ・ロック・ファンならじわりと感動がこみ上げてくること間違いなし。Mick Avory、John BeechamらKINKSのメンバーが参加するほか、FOTHERINGAYのベーシストPat Donaldson、賑々しいヴァイオリンの音色を提供するINCREDIBLE STRING BANDのRobin Williamsonなど渋いメンツのゲストも適任と言えるでしょう。知る人ぞ知る一枚ながら、これは英国フォーク・ロックの大名作!
LINDISFARNEを率いたAlan Hullが77年に立ち上げたプロジェクトの唯一作、LINDISFARNEに米ルーツ色を少し加えたような感じ!?
2,190円(税込2,409円)
マイナーだけどプロデュースは実はあの人、という作品を集めました!
2018年2月の新品CD月間ベストセラーを発表いたしましょう!
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