RR4072WZ(REPERTOIRE) 【90年発売CD】
ロジャー・ディーン・ジャケの1stがよく知られますが、ヒプノシス・ジャケの2ndも最高っすよ。ヘヴィ・リフが左右のチャンネルから迫り来る、ソリッドかつスピーディなハード・ロックは破壊力抜群。そして合間に聴かせるメロウな曲もこれまたグッとくるんです。
後にThree Man Army〜Baker Gurvitz Armyと、常に第一級のハード・ロック・バンドで活躍したAdrian Gurvitz & Paul Gurvitz兄弟率いるグループ。69年作2nd。1st以上にAdrian Gurvitzのスリリングなギターが炸裂!スピード感いっぱいの楽曲は破壊力抜群です!ジャケットはヒプノシス。
THREE MAN ARMY/A THIRD OF A LIFETIME
ガーヴィッツ兄弟率いるハード・ロック・トリオ、71年、ヘヴィーなプレイで畳み掛ける最高のデビュー作!
2,490円(税込2,739円)
GUN結成前のPaul Gurvitzが在籍していたフリーク・ビート/モッズ・バンドの編集盤
ドイツへ渡り活動した英国出身のサイケ・グループ、PLEASEの前身グループによる暗欝メロウ・サイケ
元GUNのメンバーやこの後T2で活躍するメンバーが在籍したサイケ・ハード・バンド、70年唯一作
70年発表、元BULLDOG BREEDのKeith Cross(g)と元GUNのPeter Dunton(ds)を中心とするブルージーかつヘヴィな英プログレッシヴ・ロック、文句なしの大名盤!
ガーヴィッツ兄弟率いるハード・ロック・トリオ、71年、ヘヴィーなプレイで畳み掛ける最高のデビュー作!
優美かつ哀愁溢れる絶品英フォーク・ロック、ジョージ・マーティン・プロデュースの1stと未発表2ndを収録!
最小単位だからこそ各楽器が最大級にぶつかり合うハード・ロック・トリオ、通称「パワー・トリオ」。そんなトリオ編成による名盤をピックアップ!
ビート・ブーム、サイケデリック革命、シンプルなバンド演奏へと回帰したブルース・ロック・ブームを経て、テクノロジーの発達とともに60年代末にいよいよ花開いた「ブリティッシュ・ハード・ロック」!胎動の67年からメジャーシーンを席巻した70年まで、年代を追って英ハード・ロックの名作をピックアップしながら、英ハードの進化と深化を探ってまいります。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
ロジャー・ディーン・ジャケの1stがよく知られますが、ヒプノシス・ジャケの2ndも最高っすよ。ヘヴィ・リフが左右のチャンネルから迫り来る、ソリッドかつスピーディなハード・ロックは破壊力抜群。そして合間に聴かせるメロウな曲もこれまたグッとくるんです。
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ギターの壁(0 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ガンにしろ、ベイカー・ガービッツ・アーミーにしろ、わたしは後追い勉強派なのであまり強気なことを申し上げられません。B級、マイナーという言葉に逃げたくもなりますけれど、このCDを聴くたび、音のスケールの大きさにB級でもマイナーでもないことを思い知らされます。エイドリアン・ガービッツがヘビーロックに対して洞察を持っていたことは確かです。カントリーフォークであろうと、バラードであろうと必ず大音量のギターが迫ってくるからです。言わばギターによるオーケストレーションを追究するのが彼らの狙いだったのではないでしょうか。
晩年のジミ・ヘンドリックス、そしてクイーンのブライアン・メイは、ギターをただの楽器とはとらえていませんでした。シンセサイザー、またはPCが万能なツールとして捉えられる以前、ギター多重録音を壁として使ってやろうという発想です。この発想の先駆者こそエイドリアン・ガービッツです。だからギター・ミュージックというより、成果品はオール・ジャンルにわたるものになっています。
ガンの音は初期衝動だけでつくられている第一印象なのですが、そのへんの計算が見えてくると全く印象が変わってきます。サイケデリックの終焉時期に次の音像が見えていた人はあまり多くありません。凡百のサイケ・グループとはそこが違います。クイーンのユーザーの人でしたら、わたしの考えに共感いただけるのではないでしょうか。