SBRCD5044(SUNBEAM)
デジタル・リマスター。
ジャケの不気味さではDECCAレーベル指折りですね。トリオとは思えぬ迫力で押し寄せるドロリと濃厚な演奏が堪らない、ブリティッシュ・ヘヴィ・サイケ盤!
70年にDeccaレーベルよりリリースされた本作は、ベース、ギター、ドラムがどこまでもダークに唸りを上げるヘヴィ・サイケの名作。演奏レベルは高く、その厚みのあるサウンドはトリオとは思えない迫力。時おり挿入されるアシッドなアコースティック・ギターも彼らのドロドロした雰囲気を増幅していてグッド。
COLLOSEUMの名ドラマーJon HisemanがAllan Holdsworthなどを迎え結成したテクニカル・ハード・ロック・グループ、73年デビュー作!
630円(税込693円)
英米を中心に70年代初めの各国のヘヴィ・サイケをピックアップ!
英米を中心に、70年初めにリリースされた各国のヘヴィ・サイケをピックアップいたします。どっぷり浸かってください!
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ひたすら暗いハードロック(6 拍手)
AgitationFreeさん レビューをすべて見る
イタリアのR.R.R.にも通じる(こっちが先だけど)暗〜くてヘヴィなサウンド。しかしこっちはスリーピースと少ない分、音スカスカ。その隙間がまた「暗さ」を強調する。この暗さではメジャーになれなかったのも頷ける。僕は大好きだけど。
しかし「Volume One」というタイトルが泣かせる。当人たちは1枚きりで終わるつもりはさらさらなかったであろうことがわかる。そういう意味ではMonument の「First Monument」、Heaven の「Brass Rock 1」、Cirkus の「One」と同じ悲しさがある。