BIGPINK498(BIG PINK)
紙ジャケット仕様。
アメリカを渡り歩いた放浪のカントリー・シンガー。商業的には成功しなかったけれど、哀愁ある歌声が格別です。
ジョージア州で生まれ、幼いころから米南部を渡り歩き育ったスティーヴ。イーグルスやリタ・クーリッジ、ジョーン・バエズなどにカバーされた「SEVEN BRIDGES ROAD」の作者としても知られます。60年代前半にはグリニッジ・ヴィレッジのフォークシーンに熱中し、カリフォルニアでVAN DYKE PARKSやSTEPHEN STILLSと仕事をしたり、自身のバンドを組んだりしたのち、ソロとして活動を始めました。今作は75年の3rdです。全編を通してやはりスティーヴの歌が素晴らしく、自身のルーツである南部の土くささがありつつ、放浪経験からくるのか、どこか諦念しているかのようなうらぶれ感があります。特にハンク・ウィリアムズのカバー、「RAMBLIN' MAN」が秀逸で、スティーヴのどこかやるせないボーカルに、乾いたギターが更なる哀愁を加え、ペダル・スティール・ギターが夏のアメリカに漂う熱風のようにゆらゆらと響きます。SSWファンにはたまらない一品。
スティーヴ・バリとの名ソングライティング・コンビで知られる米SSW、66年リリースの2nd。日本でヒットした「孤独の世界」収録。
1,112円(税込1,223円)
ニール・ヤング『ハーヴェスト』から辿る、哀愁漂うフォーク・ロック特集
ニール・ヤング『ハーヴェスト』から出発し、どこかうら寂しく哀愁漂うフォーク・ロックをピックアップいたしました。秋の深まる季節にぴったりの作品ばかりです。
無骨なボーカルとアーシーなサウンドでじんわりと沁みる、米南部SSWをピックアップいたしました。
初期イーグルスとウェストコースト・シーンを中心に、爽やかさと哀愁を兼ね備えた夏にピッタリのカントリー・ロックをご紹介してまいります。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯有、ペーパーに若干黄ばみあり
グラム・パーソンズのバーズ時代の名曲「ヒッコリー・ウィンド」からカントリー色を薄め、ニール・ヤング『アフター・ザ・ゴールドラッシュ』の陰影を加えたようなサウンド!?聴くたびに心揺さぶられる米SSW/フォーク・ロックの名作。
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