デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、再発盤のため背ジャケ・CDの規格番号はMICY1116です、定価2190+税。
な、な、なんという叙情美。これでもかと切々と紡がれるギターは涙なしでは聴けません。メロトロンもたなびくし、ムーグも高らかにリードを奏でるし、優美なヴォーカル&メロディも最高だし、オーストラリアが誇る至福の名曲。
ヨーロッパ大陸から遠く離れた南半球はオーストラリアから登場したグループによる76年2nd。1曲目から20分にわたる大作を従えてリリースされた本作は、前作の続編と言うような趣のあるマイルドなシンフォニック・ロックとなっており、やはりMario Milloによる甘く切ないギターの哀愁感と、キーボードによる懐の広いサウンドが特徴でしょう。メロトロンの名盤となった前作と比べると、その使用は押さえられているためドライな印象を与えますが、前作と同様の爽快感と、とてもハートフルな魅力を携えた傑作となっています。
オーストラリアを代表するプログレ・グループ、邦題「哀愁の南十字星」という邦題が全てを物語る、雄大でメロディアスなシンフォ傑作、75年1st
550円(税込605円)
ベテラン音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!
オセアニアン・ロック特集、今回はプログレ編。オーストラリアが世界に誇るグループ、セバスチャン・ハーディーを起点に、オーストラリア&ニュージーランドの様々なプログレ作品をご紹介いたします。
netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第4回 ANUBIS / Hitchhiking To Byzantium (Australia / 2014)
「ミュージシャンの視点からプログレッシブ・ロック作品を捉える」ことをコンセプトに、同じ時代を生きる世界中の素晴らしいプログレッシブ・ロックアーティストたちの作品を幅広く紹介するコラム。担当は、MUSEAからデビューした日本のアーティストnetherland dwarf!
Twitterフォロワーの皆さまご協力のもと、夏に聴きたいプログレアルバムをピックアップいたしました!
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、若干カビあり
マリオ・ミーロのエモーション溢れるギターを聴くと、オーストラリアの雄大な自然風景がイマジネーション豊かに立ち上ってきます。それを優しく支える幻想的なメロトロン・ストリングスの調べもまた絶品。豪プログレの頂点に位置する名盤ですね。
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